そんな古いカメラを買ってどうするんだ?と聞かれそうだが、コンパクトなオリンパスペンと同様マミヤシックスもブローニーフィルムを使う所謂中判サイズのカメラながら蛇腹を折り畳むと145 x 105 x 55mmとかさばらないので、旅行の際余計な荷物を増やすことなく持ってゆける。 こんな中判カメラは他にない。 そしてレンズは知る人ぞ知る!の4枚構成の D Zuiko。 名玉、カールツァイスの テッサーと同じ構成で切れ味抜群との評判のレンズだ。 但し手動でピント合わせ、手動でフィルム巻き上げ、露出計なし!と使うにはそれなりの知識経験が必要。 生まれてから全自動しか使ったことがない若い方には敷居が高いかもしれないが、写真を撮る原点の知識と多少の勘を要求するこの手のカメラを使うのは極めて楽しい。