|
スピーカーはコストパフォーマンスが良くないのと試聴位置が限られる点に不満を持ち出してから急にのめりこみだしたヘッドフォーン。 これらが現在使っている私のヘッドフォーンで、合計で\100,000以内でおさまっている。 内訳はAKG製が2つ、ゼンハイザー製が1つ、デノン製が1つだが、それらの使用目的はかなり明確で状況によって使い分けている。 但しあるジャンルの音楽を聴くためにひとつだけ追加が出る予定である。
|
|
このヘッドフォーンは稀に見る芸術性の高いヘッドフーォンである。 どういうことかというと、音楽を如何に美しく聴かせるかに最大限の力を注いでくれるのである。 但しその美しさはけばけばしいものでは決してない。 透明度の高い品性の高い薄化粧という表現が良いのだろうか。 いつ聴いても陶酔の世界にいざなってくれる! そういう能力を持っているのだ。 従ってモニター用ヘッドフォーンと較べて分解能や全ての音を分離し聴かせられるか? と尋ねられたら、NOと言わざるを得ない。 しかし典型的なモニター用ヘッドフォーンは音楽鑑賞に向かない(音楽を聴いて安らげない)傾向があると私は考えており、このHD-650が音楽鑑賞の正道だと信じている。 若干高価だがその価値は十分にある。
|
|
今年の6月と最も最近購入したもので、上のHD-650が開放型と呼ばれるのに対して密閉型の構造である。 何が開放または密閉かというとドライビングユニットの背面が空間に露出しているかどうかで、開放型はドライビングユニットの振動音がそのまま漏れるのに対し、密閉型では漏れにくい。 従って例えば電車の中で使うとすると開放型は周りの人に騒音公害のバラマキとなるが、密閉型であれば周りの人に聴こえにくい。 同様に外部の音が聴こえやすい傾向にあるのが開放型で、外部音の遮断効果が比較的高いのが密閉型になる。 このモデルの音質はHD-650のような芸術性には達していないが、分解能や分離能力が良いから私はモニター的な目的で使うことが多い。 しかし典型的なモニター用ヘッドフォーンと呼ばれる物のような潤いのなさや安らぎをそがれるようなことがない。
|
|
このモデルも密閉型で上記K-550とメーカーは同じだが、オンザイヤーという形態になっている。 どういうことかと言うと、このモデルを除いた3機種はオーバーザイヤーとい形態で耳たぶ全体の周りに接触して装てんするのに対し、オンザイヤーでは耳たぶの上に載せるのである。 このタイプは耳との接触面に隙間が出来やすく、音漏れや低音のレベル不足を起こしやすいが、耳をすっぽり包み込まないので耳が蒸れにくいという特徴がある。 実際30℃をこえるような状況では、全てのオーバーザイヤータイプでは装着後30分もすれば耐えられなくなるくらい蒸れてくる。 しかしオンザイヤータイプでは1時間以上耐えられることが多い。 音質的にはK-550には及ばないがそんなメリットを生かして使い分けている。
|
|
このヘッドフォーンは2007年に購入したもので7年を経過した。 そしてヘッドフォーンに余り期待することもなく真剣な聴き比べをして購入していない。 ずばりその素性を言い表すと日本人が一番好みやすいドンシャリ(特にドンドンの部分)のバランスを持っている。 HD-650も結構バランス上低域が高めに聴こえるが決してドンドンではない。 少しじっくりと聴くと高域の伸びもいまいちであり不満があちこちに出てくる。 この後2年前にK-172HDを皮切りにHD-650、K-550とよりまともな物を購入したので、今や退役を待つだけの存在になってもおかしくない。 しかし103dB/mWという超高感度は、ヘッドフォーンアンプ製作後の残留ノイズ検知試験に欠くべからざる存在になっている。 よって思いもかけないところで存在価値がありまだ健在だ。 |
|
|
|
|
|
|
小田急江ノ島線で藤沢に行き、江ノ電に乗り換えて極楽寺で下車します。
|
|
乗った車両の製造は新しいほうなのか、行き先標識はLEDで紫陽花をあしらうなど、大変グッドセンスです。
|
|
|
|
|
|
成就院参道の両側には紫陽花が咲き誇っていました。 そして最も高いところからは由比ガ浜方向の眺めがすこぶるよろしい。 参道を埋め尽くす人々々。 前に来たときはこんなに混んではいませんでした。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
色々な色と形の紫陽花がありましたので、主だったものを並べてみました。 紫陽花の図鑑が出来てしまいそうです。
|
|
|
|
|
|
いきなり! という感じですが、これが報国寺の竹林です。 こちらも沢山の人(外国人もかなり多い。)で撮影のタイミングが難しいです。
|
|
|
|
|
|
こんな感じの竹を見ると絶大なパワーを戴けるような気がしてくるのが大変不思議です。
|
|
|
|
|
|
竹寺の報国寺にはこんな枯山水の庭園もあり、更に心休まるひとときでした。
|
|
|
|
|
|
|
|
境内で見つけた「半夏生」(はんげしょう)です。 今の季節だけ葉の表面におしろいを塗ったようになる不思議な草。
|
|
青の紫陽花がありました。 この色は明月院の紫陽花の色とまったく同じように思われます。
|
|
|
|
|
|
|
|
北鎌倉駅で下車していよいよスタートです。 このすぐ近くに円覚寺がありますが所用時間の関係で今回はパス!
|
|
浄智寺は鎌倉五山のひとつという由緒あるお寺です。
|
|
|
|
|
← 浄智寺では布袋様を奉っているのですが、布袋様は弥勒菩薩の化身と伝えられています。
家内は布袋様のおなかを触っていますが、こうすると元気がもらえるそうです。
下は鶴岡八幡宮の三の鳥居をくぐった所から本殿方向を見たところです。 参拝客でぎっしりでこちらのお参りは時間が掛かりすぎますから今回はパスして、この右手の源平池の中にある旗上弁財天の方に直行します。
|
|
|
|
|
|
|
|
源平池の中央へは左手の橋を渡り、その先に神社があります。
|
|
北条政子の創建と伝えられますが弁財天像は鶴岡八幡宮境内の中にある鎌倉国宝館に寄託されています。
|
|
|
|
|
|
|
|
鶴岡八幡宮の東南方向にある宝戒寺は毘沙門天を奉っているですが、毘沙門天は暗くてよく判りませんでした。
|
|
こちらは寿老人が奉られている妙隆寺。 正面の立派な建物が本堂のようですが、寿老人はこの写真の赤い旗の右手に奉られています。
|
|
|
|
|
|
|
|
木彫りの寿老人。 木目からすると欅のように見えました。
|
|
日蓮宗の本覚寺です。 夷様(エビス)を奉ってあるのですが、御朱印をいただく場所が全くオーガナイズされていなくて困りました。
|
|
|
|
|
|
|
|
夷様はこの建物の中に奉られているのですが、たまたま大変混んでいて御本尊が暗くてよく見えないので写真も撮りませんでした。
|
|
鎌倉駅に移動してきました。 12時半ほどになっていたので休憩を兼ねてこの近くで昼食を取りました。
|
|
|
|
|
|
|
|
鎌倉駅から江ノ電に乗って3つ目の長谷駅で降りて、長谷観音に来ました。
|
|
大黒様を奉っているのがこちらです。 この他にも長谷観音には見所がいっぱいで、海を眺めることもできます。
|
|
|
|
|
|
|
|
はっきりと大黒様である事が判ります。 今回の巡拝の中では最も手間とお金を掛けて奉られているように思いました。
|
|
長谷観音の近くにある御霊神社です。 この写真を撮っている位置の右に福禄寿が奉られています。
|
|
|
|
|
|
|
|
残念ながらベールを被っているので、頭が長いので福禄寿なんだろうな!ということしか判りません。
|
|
御霊神社からは江ノ電の線路づたいに長谷駅まで戻りました。 その途中でご覧のようなノッタリ電車が通過。
|
|
|
|
|
|
|
|
長谷駅から江ノ電に乗り江ノ島駅で下車。 江ノ島神社まで距離1500m、高低差100mを登らないとなりません。
|
|
かなり江ノ島に近づいて来ました。 黄色矢印先が江ノ島神社のある位置です。
|
|
|
|
|
|
江ノ島へ行く途中で見えた夕映えの富士山。 かすかな姿にも麗しいものがあります。
|
|
|
|
|
|
|
|
もう日は落ちて辺りはかなり暗くなっているというのにこんなに混んでいます。 弁天様に恨まれそうですがそこそこに引き上げました。
|
|
約9kmを歩き疲れているところで最後の100m登りにヘロヘロになりましたが、シャッターを押していただいて唯一のツーショットを撮りました。
|
|
|
|
|
|
ツーショットの場所からの全景です。 赤矢印辺りに江ノ電の江ノ島駅があり、そこからここまで来ました。
|
|
|
|
|
|
|
|
帰りは小田急江ノ島線の江ノ島駅から。 竜宮城のような駅舎は夕暮れにぴったりの風景です。
|
|
今回御朱印をいただいた色紙。 これが七福神めぐり5番目の色紙になります。
|
|
総論としては、過去5回の巡拝経験の中で、歩いた距離が最も長く高低差もあったのでかなりきつかったです。 しかしここに書いていない色々な興味ある見聞など充実感をたっぷりと味わいました。 そして来年はどこの七福神にしようか? すでにそれを考え始めています。Copyright (C) 2001-2019, Vic Ohashi All rights reserved.