気になっていたこと |
それへのコメント |
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音質 |
最高の音質かと訊かれてもそうだ!とは断言できませんが帯域全体のバランスが良く嫌な音ややけに強調されたような帯域が無く聴き疲れしません。 後述する購入価格を考えるとコストパフォーマンスはかなり高いです。 聴いている音楽が有する音色をかなり忠実に再生していますが、デリカシーさよりもダイナミズムが得意な傾向がありどちらかというとジャズ・ポップス向きのように思います。
こう書くとドンシャリ?と勘違いされる可能性がありますが、日本製によくある制動の効いていない中低音にかぶりを生じるドンや刺さるようなシャリでは全くありません。
このイヤーフォーンの使用環境は歩行中を含む屋外と考えており、クラシック音楽は聴く機会はかなり少ないと考えられますので、その意味で好適なイヤーフォーンとなるでしょう。
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装着感 |
これまで使ってきたS3とほぼ同等のフランジが付いてきましたが、S3と全く同じ装着感です。 他のカナル型イヤーフォーンと比較すると装着時の外耳への圧迫は少ない方に属しますが、だからといって外れやすいということはありません。
私自身が約2kmの道散歩しながら聴いているときに経験したのは、ゆるみを感じて差し込みなおしたのは1回しかありませんでした。 そして外耳への圧迫が少ないので長時間(2時間以上)連続して使っていても耳が痛くなるようなことは全くありません。 次の遮音能力、手入れも含め非常に優秀なフランジです。
そのフランジは4種類あり楕円型形状と言われる物が大中小と、中型で2段フランジですが、遮音性を優先するのであれば2段フランジはかなり有効です。 但し耳垢の溜まりやすさ、手入れのしやすさやを考えると標準の楕円形状の方に優位性があるので使用目的により選ぶのが良いでしょう。
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遮音能力 |
このイヤーフォーンは遮音能力が高いとは言えず外部の音が少々認識できます。 しかし外部の音が認識できることが散歩中の使用では大変重要です。 例えば散歩中に使用して外部の音が全く聴こえなかったら極めて危険です。 それが認識できれば(例えば車が近づく音など)、適切な行動を取りやすくなりますので安全性が高くなります。
これまた私の感じたことですが、外部の音が認識できるからといって、外部雑音で音楽がマスクされ楽しめない!ということはありません。 クラシック音楽であれば長時間ピアノ、ピアニッシモが連続するなんてことがあり、音楽を聞き取れなくなる害が増加しやすいですが、ポップス・ジャズではそのようなことは少ないのであまり問題にはならないでしょう。 遮音能力を高めたかったら2段フランジを使えばよいのですが、外部の音を認識できにくくなる点については注意が必要です。
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手入れのし易さ |
数あるイヤーフォーンの中で手入れのし易さは抜群に良いです。 その理由としてはフランジ内に耳垢が入ってしまうケースが非常に少ないので、通常の清掃ではフランジを外す必要がありません。 そしてその通常の清掃はぬるま湯に綿棒を浸してそれでフランジの表面をこするだけで充分です。 時にはぬるま湯の代わりにエタノールかプロパノールを使えば消毒の点でも完璧です。
フランジを外した方が良い時は運悪くフランジの内側に耳垢が入ってしまった時とフランジの穴に耳垢が入った時のみです。 後者の場合はフランジを外してフランジの挿し込み側から強く息を吹きつけてやれば耳垢は取れます。
このフランジとは全く反対の使用感を有するのがEtymotic Researchの3段フランジです。 最高の遮音効果があるものの汚れやすさと手入れのしにくさは困ったものです。
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能率 |
メーカー発表のスペックにおいて1mWの入力で110dBの音圧レベルが得られます。 この110dBという音圧はオーケストラの指揮者が指揮台の上で受ける最大の音量レベルだと言われており、これ以上の音圧になると耳が破壊される(恒久的な難聴になる。)そうです。
1mWの出力電力は16Ωのイヤーフォーンでは127mVの駆動出力電圧であればよいので、ヘッドフォーンアンプのゲインは0dB(1倍)でも実用になります。 ということはボルテージフォロワーでも充分に駆動可能ですからシンプルな構成が実現できるわけで、現在製作中の2つのポータブルヘッドフォーンアンプ(何れもボルテージフォロワー)は相性ぴったりです。
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購入価格 |
R6のメーカー販売サイトでの価格は消費税抜きで\10,400と、過去に買ったS3が\5,000でお釣りが来たのに較べ少々高いなあと感じていました。 ところが価格.comで調べたところ最安値は消費税込みで\6,000を切る価格になっていました。 それならばリーズナブルとばかりに白と黒の両方を購入したわけです。 現在円安が進んでいますので今後値上げがあるかもしれませんが、\6,000であればベストバイのひとつに挙げられるでしょう。
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その他 |
既に使っているKlipsch S3と較べたら、音質、外観、質感何れも1クラス上のモデルでが、クラシック音楽を聴くのであれば神経質なまでに繊細で分解能の高くワイドレンジなEtymotic research ER-4Sに任せ、室内外でのポップス、ノートブック用にはこのKlipsch R6とするのが順当でしょう。(以上イヤーフォーンで聴くとした場合) イヤーフォーンはヘッドフォーンより使用感での当り外れが大きいので今回の選択は大当たりでした。 |
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日本橋七福神巡り
私が大病をして手術後4ヶ月入院し転移・再発予防の治療を受けた後に退院後の最初の正月に始めて七福神巡りなるものを経験しました。
現在私は高い血圧を下げるために血圧降下剤の服用しているのですが、それと平行して長距離歩くことが血圧の安定化に意味があるとの話を聞いたのと、もうひとつ持病の閉塞性動脈硬化を悪化させないため!という目的で毎朝5.5kmほどの散歩を実行しています。
これはその昔(10数年前)に血糖値が高いということでカロリー管理共々医者から指示されて歩くこと(有酸素運動)に端を発した習慣であり長きに渡っています。
しかし歩くことが時には精神的に苦痛を感じることもあり、所謂治療目的以外の目的があれば歩きやすくなることも正直言ってあるのですが、七福神巡りはそんな中で発見した大変興味の持てる行事なのです。
そのポイントとしては巡行する場所を決めたら、その順路の近くにある歴史的な場所の情報を得たり興味あるスポットを見つけておきます。 そうすることで漫然と歩きまわるのでない興味津々の時間を過ごせるわけです。
今回は万歩計によれば14,800歩も歩いたようで、距離にして10kmにもなります。 スタートは半蔵門線の三越前駅を降りて地上に出たところにある日本橋ですが、(左の写真)橋をひととおり見物して約11:15に歩き始めました。
(橋の名前が読めるよう右下に画像を加工したものを貼り付けました。)
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最初に行ったのが小網神社で福禄寿と弁財天が祀られています。 その近くには観光バスも停車しており大変な賑わいで参拝の列が数百メートルもあり時間が掛かりすぎるので(夕方までに終了できなくなる。)、結局今日は参拝無しで朱印だけを頂くことにしました。
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2番目はこちら茶の木神社で、布袋尊が祀られています。 小網神社と同様小さな祠です。 のんびりとスタートしたこともあって12時に近くなったので食事どころを探すことにしました。
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予めインターネットで調べて目星を付けていた鰻屋さんと稲庭うどん屋さんはいずれも新年の休業とあって駄目でした。(情報が間違っているサイトが多い。)
そこでおのれとばかりに探した挙句飛びこんだのがこちらで、人形町交差点の近くにあった讃岐うどん屋さんです。
左手前に見えるのはお相撲さんですが、店内に二人居ました。 この近くに相撲部屋があるのでしょうか?
家内共々掻き揚げ釜揚げうどんを食べたのだが私は中盛りを注文しました。 その評価ですが☆☆☆☆☆をあげてよいだろうと思われ、麺の腰の強さ、漬け汁の味、そして値段、全く文句のつけようがありません。
大変失礼ですが貧相な神社ばかりであることと、御神体が見えない、或いは小さくて暗い中にあるので良く判らないものばかりで、正直言って期待を裏切られたのですが、本日の一番の収穫はこの讃岐うどんでした。 今仮宮となっている水天宮の本来の場所から近いので、将来水天宮におまいりする場合には是非とも昼食に寄りたいと思います。
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3番目のこちらが松島神社で大黒様が祀られている。(見えないが?)こちらもそうですが、参拝の行列がどこへ行っても大変長いのです。 これは以前の七福神巡りでは経験していなかったことです。
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水天宮は今回巡った中で最も立派で大きな神社ですが、現在改築工事のために仮宮が浜町公園の手前にあって、これはその全景です。 右手の掲示板の向こう側に弁天様を祀ってある小さな祠があります。
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こちらがその宝生弁財天ですが、弁天様というと実は小網神社でも祀ってありましたので、重複しています。
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水天宮の仮宮と金座通りを挟むように立っているこの大きなビルが明治座です。 この右手のほうに進むと突き当りが浜町公園になり、その向こうは隅田川です。
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5番目は笠間稲荷神社で寿老人が祀られています。 笠間稲荷と聞くと茨城県笠間市にあるものが本家でこちらはその御分霊を祀られています。 本家とは比べものにならない佇まいですが、ご覧のように参拝の行列が大変長いです。
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そしてこちらは毘沙門天を祀っている末廣神社で、ビルとビルの間に大変窮屈そうな感じです。 毘沙門天のご神体は黒く小さく見えましたが、今回使っているカメラでは小さくしか写せないので撮影は止めました。
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さあ7番目は椙森神社(すぎもり)で恵比寿様が祀られています。 小さな社が多い今回の七福神の中では2番目に大きいと思われます。 そうそうそういえば七福神を祀っているのは神社だけでなくてお寺が祀っている例がかなりあるのですが、今回は全て神社です。
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8番目は宝田恵比寿神社でその名の通り恵比寿様を祀っているのですが、神職の方は不在でご朱印も押してもらえません。 一説によれば椙森神社でそれらは代用されるとのこと。(同じ恵比寿様をお祀りしているので。) ご覧の通り小さな民家を改造したような社でかなり寂しいです。
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ひととおり周り終えて家内がポツリと一言。 『巡回路沿いにあって目立った大きくて立派な門松と、寂しげな社の対比が非常に気になったわ。』
左は日本橋七福神の色紙ですが朱印以外は印刷物で、極めて簡易型の仕様です。
先ず豪華であることを良しとはしませんが、確かにこれまでの七福神とは異なる質素な味わいを感じました。
のんびりと周りましたが、早くも来年の巡行の候補を家内と考えながら帰宅しました。 柴又七福神や地元に近い瀬谷八福神(達磨大師が追加)などが候補に上がっていますが、さあどうなるでしょうか?
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