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01/01/15 あけましておめでとうございます!   01/09/15 日本橋七福神巡り
04/07/15 私が拘わった教科書改訂版その後   05/08/15 イヤーフォーン選びは難しい
06/05/15 Klipsch Reference R6   12/04/15 70の手習い


2015/12/04

さる9月に開かれた高校の同窓会の中であるF君という方にひとつのお願いをいたしました。 それが何かと言うと、『篠笛を吹けるようになる講習会を紹介して欲しいんですが?』というものでした。 F君は数年前の同窓会で篠笛を上手に吹き実に心地よい音色を響かせていたので、その強い印象が心の中にじっとしまわれておりました。

私は今年70歳を迎えていますから、40の手習いを30年も超える『70の手習い』というわけです。 なんでいまさら!という想いも正直言ってあるのですが、私はこれまでに楽器を弾くきっかけを全て失ってきています。 私の家族では私を除き全員が何らかの楽器を弾くので(家内:ピアノ、長女:ピアノ/ソプラノサックス、長男:クラリネット、次男:ギター)、その内に何かを? と考えていたのは確かです。

唯一私が演奏できたのは『私の喉』、つまり唄うことで、混声合唱団に入ったりカラオケに夢中になったりしています。 そしてカラオケではいろんな音楽のジャンルに触れる機会があり、中でも邦楽に対して大変興味を持ちました。 といってもそれらを唄ったり演奏したりするのは習得する場が近くに無いので、楽器演奏を開始することは困難です。 という想いを持つ一方で冒頭に触れた強い篠笛の音の印象が合わさり駄目元で、F君に訪ねたというわけです。

F君は快く私の依頼を受け取り早速スマホで調べていましたが何と私の家から車で5分のところで、篠笛の講習会が開かれていることが判りました。 そこで彼の様々な援助の下に先月の末からその講習会に参加し始めました。

当たり前のことですがまだある高さの(最も容易に出る音?)音だけを出せるように練習している全く初期の段階ですが、F君は1年後には二重奏、三重奏をやりたいなどと高い目標を設定しています。 私にとっては夢のまた夢のような目標ですが、なんとか実現したいと願い今後努力を重ねて行こうと念じています。



2015/06/05

Klipsch Reference R6の使用報告



満足度が高くリーズナブルな価格のKlipsch S3の後継モデルとして期待したKlipsch Reference R6を黒・白各1個を1ヶ月前に購入しました。 そして約200時間の慣らし運転をして音質がかなり安定したと思われますので、その印象を簡単に述べてみます。

購入した黒・白のR6は上の通りで、前作のS3と較べて安っぽいところが無くシックなデザインと仕上げです。 ケーブルは平べったくて弾力がありからみにくいとされていますが、私にはケーブルがぴょんぴょんはねやすくあまり品位が良いとは思いませんが、これは好みの問題かもしれません。

左は付属するフランジで最初から付いてくる物(手前)より大きいもの(左奥)、逆に小さな物(右奥)、そして2段フランジ(中央奥)の計4種類ですが、2段フランジはフランジ裏に耳垢がたまりやすいものの遮音能力が高いので、面白い選択が可能です。


気になっていたこと それへのコメント
音質 最高の音質かと訊かれてもそうだ!とは断言できませんが帯域全体のバランスが良く嫌な音ややけに強調されたような帯域が無く聴き疲れしません。 後述する購入価格を考えるとコストパフォーマンスはかなり高いです。 聴いている音楽が有する音色をかなり忠実に再生していますが、デリカシーさよりもダイナミズムが得意な傾向がありどちらかというとジャズ・ポップス向きのように思います。

こう書くとドンシャリ?と勘違いされる可能性がありますが、日本製によくある制動の効いていない中低音にかぶりを生じるドンや刺さるようなシャリでは全くありません。

このイヤーフォーンの使用環境は歩行中を含む屋外と考えており、クラシック音楽は聴く機会はかなり少ないと考えられますので、その意味で好適なイヤーフォーンとなるでしょう。

装着感 これまで使ってきたS3とほぼ同等のフランジが付いてきましたが、S3と全く同じ装着感です。 他のカナル型イヤーフォーンと比較すると装着時の外耳への圧迫は少ない方に属しますが、だからといって外れやすいということはありません。

私自身が約2kmの道散歩しながら聴いているときに経験したのは、ゆるみを感じて差し込みなおしたのは1回しかありませんでした。 そして外耳への圧迫が少ないので長時間(2時間以上)連続して使っていても耳が痛くなるようなことは全くありません。 次の遮音能力、手入れも含め非常に優秀なフランジです。

そのフランジは4種類あり楕円型形状と言われる物が大中小と、中型で2段フランジですが、遮音性を優先するのであれば2段フランジはかなり有効です。 但し耳垢の溜まりやすさ、手入れのしやすさやを考えると標準の楕円形状の方に優位性があるので使用目的により選ぶのが良いでしょう。

遮音能力 このイヤーフォーンは遮音能力が高いとは言えず外部の音が少々認識できます。 しかし外部の音が認識できることが散歩中の使用では大変重要です。 例えば散歩中に使用して外部の音が全く聴こえなかったら極めて危険です。 それが認識できれば(例えば車が近づく音など)、適切な行動を取りやすくなりますので安全性が高くなります。

これまた私の感じたことですが、外部の音が認識できるからといって、外部雑音で音楽がマスクされ楽しめない!ということはありません。 クラシック音楽であれば長時間ピアノ、ピアニッシモが連続するなんてことがあり、音楽を聞き取れなくなる害が増加しやすいですが、ポップス・ジャズではそのようなことは少ないのであまり問題にはならないでしょう。 遮音能力を高めたかったら2段フランジを使えばよいのですが、外部の音を認識できにくくなる点については注意が必要です。

手入れのし易さ 数あるイヤーフォーンの中で手入れのし易さは抜群に良いです。 その理由としてはフランジ内に耳垢が入ってしまうケースが非常に少ないので、通常の清掃ではフランジを外す必要がありません。 そしてその通常の清掃はぬるま湯に綿棒を浸してそれでフランジの表面をこするだけで充分です。 時にはぬるま湯の代わりにエタノールかプロパノールを使えば消毒の点でも完璧です。

フランジを外した方が良い時は運悪くフランジの内側に耳垢が入ってしまった時とフランジの穴に耳垢が入った時のみです。 後者の場合はフランジを外してフランジの挿し込み側から強く息を吹きつけてやれば耳垢は取れます。

このフランジとは全く反対の使用感を有するのがEtymotic Researchの3段フランジです。 最高の遮音効果があるものの汚れやすさと手入れのしにくさは困ったものです。

能率 メーカー発表のスペックにおいて1mWの入力で110dBの音圧レベルが得られます。 この110dBという音圧はオーケストラの指揮者が指揮台の上で受ける最大の音量レベルだと言われており、これ以上の音圧になると耳が破壊される(恒久的な難聴になる。)そうです。

1mWの出力電力は16Ωのイヤーフォーンでは127mVの駆動出力電圧であればよいので、ヘッドフォーンアンプのゲインは0dB(1倍)でも実用になります。 ということはボルテージフォロワーでも充分に駆動可能ですからシンプルな構成が実現できるわけで、現在製作中の2つのポータブルヘッドフォーンアンプ(何れもボルテージフォロワー)は相性ぴったりです。

購入価格 R6のメーカー販売サイトでの価格は消費税抜きで\10,400と、過去に買ったS3が\5,000でお釣りが来たのに較べ少々高いなあと感じていました。 ところが価格.comで調べたところ最安値は消費税込みで\6,000を切る価格になっていました。 それならばリーズナブルとばかりに白と黒の両方を購入したわけです。 現在円安が進んでいますので今後値上げがあるかもしれませんが、\6,000であればベストバイのひとつに挙げられるでしょう。

その他 既に使っているKlipsch S3と較べたら、音質、外観、質感何れも1クラス上のモデルでが、クラシック音楽を聴くのであれば神経質なまでに繊細で分解能の高くワイドレンジなEtymotic research ER-4Sに任せ、室内外でのポップス、ノートブック用にはこのKlipsch R6とするのが順当でしょう。(以上イヤーフォーンで聴くとした場合) イヤーフォーンはヘッドフォーンより使用感での当り外れが大きいので今回の選択は大当たりでした。



2015/05/08

イヤーフォーン選びは難しい

私の所有しているヘッドフォーンについては既に紹介しているのですが、イヤーフォーンについてはその選択が極めて難しいのでこれまで触れていませんでした。 しかし少しずつ何が選択の上で重要なのか、私の主義主張や体のつくりなどを含めた『Vicの選択基準』みたいなものが出来上がりつつありますので、我田引水ながらご紹介してみようと思います。


私が所有する(使われていない物も含む。)イヤーフォーン

 
 
  最初の購入がSE215で1万円前後のクラスで音色的に大変好感を持っていたが、装着感が最悪で殆ど使ってない。

次に購入したのがER4Bで高価な物だが音色的には神経質とも思える位分解能が高くバランスも良くて極めて優秀。 但し3段フランジの手入れが面倒なのと置忘れが怖いためポータブルでは使わない。

代わりに購入したのがhf5ER4Bには負けるが音色・バランスは似ておりポータブルで使用頻度が高い。 手入れが面倒でボディーを覆うコーティングが容易に剥がれてしまった。

S3は最も安い価格ながらバランスの取れた音色で分解能も合格点。 更にフランジの手入れがしやすく、遮音が良すぎない、長時間使用で疲れず痛くならない、などにあり、総合的な満足度が高くポータブルでの使用頻度はNo.1

最後はiPod Nanoの付属品で音質はダボダボで分解能も悪い。 このため使用していない。

右上のコメントが象徴的に言い表しているのですが、イヤーフォーンの選択基準で最も重要なのは、1.使用感 2.手入れが容易 3.音色が気に入る範疇となっており、不思議なことに音色が3番目の重要項目になっています。

私はひとりで約5kmの散歩する時はiPodを自作アンプを通してイヤーフォンを繋いで音楽を聴いています。 この時の聴き方は部屋の中で音楽を聴いているのとは変っていて、音色の細かなところを集中して聴くような事はまずなく、全体のバランスや響き良ければ満足する傾向にあります。 別な言い方をすると最高の音質を要求する聴き方ではないということです。 但しイヤーフォーンの遮音性が良すぎると歩行中の周りの音が全く聴こえなくなり危険なので、若干遮音性の悪い方が都合が良いと考えています。 つまり周りの雑音が邪魔であれば家の中で聴くべきと考えるため音質にもそれ程拘らないということです。 遮音性と言う点でEtymotic Researchの3段フランジは極めて優秀ですが、ポータブル用では遮音性の高さが使用を控える原因になります。

また装着法ですが、Shureのイヤーフォンはケーブルを耳に巻き付けて脱落防止を考えているようですが、(上方にケーブルが出ています。上の写真参照。)私の場合耳に引っ掛けた筈のケーブルがちょいちょい外れてしまい使い勝手が極めて悪という風に感じます。 そしてこれはポータブル用だけでなく屋内の固定使用でも使い勝手が悪いので、音質は大変良いのですが購入後1週間で使わなくなってしまいました。

また外耳道にカナル型イヤーフォーンを挿し込むのに怖さを感じたり、挿入が困難な物も困ります。 Etymotic Researchの製品は遮音性を高めようとしたフランジ構造のために挿入しずらかったり、長時間仕様で外耳が痛くなってきたりするという報告もあるようです。 幸い私にはそのようなことはありませんが、人を選ぶようでは困り者ですね!

これら最重要である使用感に伴う項目がクリヤー出来ないと遠からずジャンクボックス行きとなりますから、購入時に充分に確認しないとなりません。

次の手入れについてですが、カナル型のイヤーフォーンはフランジが耳垢で汚れやすいです。 その汚れが他人に見えるのは不潔感が漂ってきますし恥ずかしい思いをしかねないのでこまめに掃除したいところですが、それが容易でないものが結構あります。 Etymotic Researchの3段フランジはその典型で、Kripschのフランジ掃除の4倍程度の時間が掛かり、しかもハンカチだけでうまく汚れを落とすのは難しく麺棒が欲しくなります。

最後に音色が満足出来ればよいというわけですが、これについての補足説明は省きます。

ということで少々変った観点からイヤーフォーンを評価するようになっていますが、気にっているKripschのイヤーフォーンには更なる都合の良い点があります。

その第一が感度が高いこと、メーカー発表値は106dB/mWと平均より高めですからアンプの駆動力は低くて済み、アンプの小型化を狙えます。 今後のイヤーフォーンの追加候補としてKripschReference R6を検討していますが、これは110dB/mWと更に高能率で、たった1mWの出力で最大音圧を得られます。 またイヤーフォーンのインピーダンスが18Ωとちょっぴり高めなのも歪み低減、出力電力の点でも一般的な16Ωよりも有利であり、更に私が気に入っている部分です。             (購入を検討中のKripsch Reference R6 黒と白の2種類がある。)



2015/04/07

私が拘わった教科書改訂版その後

『今年完結した仕事』として昨年末に触れた中学校の技術家庭教科書が、無事文部科学省の検定を通過いたしましたので簡単にご紹介しておきます。

最初に私がこの教科書の編集に拘わったことは取り敢えず置いといて、最終版を受け取り全文を読ませて頂いた感想を述べておきます。 当然ながらこれまで使われていた教科書も私は読んでおりますが、その改訂後の内容の充実度/完成度は大変素晴しい出来栄えだとと思います。 そしてこんな教科書で教育を受ける学生さんは幸せだなあ!と感じています。 また工業立国復活が日本の最重要課題だと考えている私にとって、このように充実した教科書が理工系の学科が再び超人気学科となるきっかけになればと念じています。

ところで以前にも述べたように、私はオブザーバー(教科書巻末では「編集協力」とされていますが。)でしたから、本文を記述するようなことはありませんでしたが、それなりに経験したことに基づく様々な提案は致しました。 結果として私のオリジナルの3つの製作テーマがより中学生に取り組んでいただけるよう再アレンジされて、担当の先生方がまとめられています。

それらはフラワースタンド(このホームページ内のプランターボックス2替え刃式やすり(このホームページ内の替刃式平ヤスリ そしてマルチスツール(このホームページ内の多目的置き台の3点です。

実際にこの教科書が使われるのは来年(2016年)の4月からですからこんなことを申し上げるのは早すぎますし、違った出版社の教科書が使われる場合もありますが、この教科書を使う機会がありましたら、VIC's D.I.Y.を技術家庭の授業に対する参考サイトとして利用して頂きたく思います。


これが技術家庭の教科書の表紙ですが出版社は教育図書です。 2016年4月から中学1、2、3年生に使われます。

替え刃式やすりですが、替刃式平ヤスリを元にしています。 このテーマは原典と殆ど同じ内容になっています。

こちらのフラワースタンドプランターボックス2が原典ですがかなり手を加えられておりますので、少々腕に自身のある方は本サイトの解説を読んでオリジナルにチャレンジして欲しいです。

そしてこちらのマルチスツールも原典(多目的置き台)に殆ど同じです。 大きさ変更や強度アップなど、本サイトでの解説もおおいに参考にして頂けます。

その他解説記事の中には理解を深めていただくために私が日曜大工作業中に撮影した写真が幾つか使用されております。



2015/01/09

日本橋七福神巡り

私が大病をして手術後4ヶ月入院し転移・再発予防の治療を受けた後に退院後の最初の正月に始めて七福神巡りなるものを経験しました。

現在私は高い血圧を下げるために血圧降下剤の服用しているのですが、それと平行して長距離歩くことが血圧の安定化に意味があるとの話を聞いたのと、もうひとつ持病の閉塞性動脈硬化を悪化させないため!という目的で毎朝5.5kmほどの散歩を実行しています。

これはその昔(10数年前)に血糖値が高いということでカロリー管理共々医者から指示されて歩くこと(有酸素運動)に端を発した習慣であり長きに渡っています。

しかし歩くことが時には精神的に苦痛を感じることもあり、所謂治療目的以外の目的があれば歩きやすくなることも正直言ってあるのですが、七福神巡りはそんな中で発見した大変興味の持てる行事なのです。

そのポイントとしては巡行する場所を決めたら、その順路の近くにある歴史的な場所の情報を得たり興味あるスポットを見つけておきます。 そうすることで漫然と歩きまわるのでない興味津々の時間を過ごせるわけです。

今回は万歩計によれば14,800歩も歩いたようで、距離にして10kmにもなります。 スタートは半蔵門線の三越前駅を降りて地上に出たところにある日本橋ですが、(左の写真)橋をひととおり見物して約11:15に歩き始めました。

(橋の名前が読めるよう右下に画像を加工したものを貼り付けました。)

最初に行ったのが小網神社で福禄寿と弁財天が祀られています。 その近くには観光バスも停車しており大変な賑わいで参拝の列が数百メートルもあり時間が掛かりすぎるので(夕方までに終了できなくなる。)、結局今日は参拝無しで朱印だけを頂くことにしました。

2番目はこちら茶の木神社で、布袋尊が祀られています。 小網神社と同様小さな祠です。 のんびりとスタートしたこともあって12時に近くなったので食事どころを探すことにしました。

予めインターネットで調べて目星を付けていた鰻屋さんと稲庭うどん屋さんはいずれも新年の休業とあって駄目でした。(情報が間違っているサイトが多い。)

そこでおのれとばかりに探した挙句飛びこんだのがこちらで、人形町交差点の近くにあった讃岐うどん屋さんです。

左手前に見えるのはお相撲さんですが、店内に二人居ました。 この近くに相撲部屋があるのでしょうか?

家内共々掻き揚げ釜揚げうどんを食べたのだが私は中盛りを注文しました。 その評価ですが☆☆☆☆☆をあげてよいだろうと思われ、麺の腰の強さ、漬け汁の味、そして値段、全く文句のつけようがありません。

大変失礼ですが貧相な神社ばかりであることと、御神体が見えない、或いは小さくて暗い中にあるので良く判らないものばかりで、正直言って期待を裏切られたのですが、本日の一番の収穫はこの讃岐うどんでした。 今仮宮となっている水天宮の本来の場所から近いので、将来水天宮におまいりする場合には是非とも昼食に寄りたいと思います。

3番目のこちらが松島神社で大黒様が祀られている。(見えないが?)こちらもそうですが、参拝の行列がどこへ行っても大変長いのです。 これは以前の七福神巡りでは経験していなかったことです。

水天宮は今回巡った中で最も立派で大きな神社ですが、現在改築工事のために仮宮が浜町公園の手前にあって、これはその全景です。 右手の掲示板の向こう側に弁天様を祀ってある小さな祠があります。

こちらがその宝生弁財天ですが、弁天様というと実は小網神社でも祀ってありましたので、重複しています。

水天宮の仮宮と金座通りを挟むように立っているこの大きなビルが明治座です。 この右手のほうに進むと突き当りが浜町公園になり、その向こうは隅田川です。

5番目は笠間稲荷神社で寿老人が祀られています。 笠間稲荷と聞くと茨城県笠間市にあるものが本家でこちらはその御分霊を祀られています。 本家とは比べものにならない佇まいですが、ご覧のように参拝の行列が大変長いです。

そしてこちらは毘沙門天を祀っている末廣神社で、ビルとビルの間に大変窮屈そうな感じです。 毘沙門天のご神体は黒く小さく見えましたが、今回使っているカメラでは小さくしか写せないので撮影は止めました。

さあ7番目は椙森神社(すぎもり)で恵比寿様が祀られています。 小さな社が多い今回の七福神の中では2番目に大きいと思われます。 そうそうそういえば七福神を祀っているのは神社だけでなくてお寺が祀っている例がかなりあるのですが、今回は全て神社です。

8番目は宝田恵比寿神社でその名の通り恵比寿様を祀っているのですが、神職の方は不在でご朱印も押してもらえません。 一説によれば椙森神社でそれらは代用されるとのこと。(同じ恵比寿様をお祀りしているので。) ご覧の通り小さな民家を改造したような社でかなり寂しいです。

ひととおり周り終えて家内がポツリと一言。 『巡回路沿いにあって目立った大きくて立派な門松と、寂しげな社の対比が非常に気になったわ。』

左は日本橋七福神の色紙ですが朱印以外は印刷物で、極めて簡易型の仕様です。

先ず豪華であることを良しとはしませんが、確かにこれまでの七福神とは異なる質素な味わいを感じました。

のんびりと周りましたが、早くも来年の巡行の候補を家内と考えながら帰宅しました。 柴又七福神や地元に近い瀬谷八福神(達磨大師が追加)などが候補に上がっていますが、さあどうなるでしょうか?



2015/01/01

 あけましておめでとうございます!

このホームページを開設以来早いもので15年を経過いたしました。 より暮らしやすい生活を実現するために、市販品では得られない合理的で便利な収納家具を日曜大工で安く作り上げる!!というメインテーマを元に立ち上げたのですが、これまでの間にいくつかの大病に襲われ5回の手術・入院を経験しながらも何とかそれらを乗り越えて今に至り、歳なりの体力の衰えはあるものの普通の生活がおくれています。

ところで現在は家の中に、『日曜大工で作らないとならないものが無い!』という理由でD.I.Y.には違いないがちょっと離れた電子工作の類が多くなってしまいました。 その電子工作も徐々に入手可能な部材が減少しつつあり、その昔のラジオ少年全盛時代とはうって変わった環境になりつつあります。 電子工作の範疇に入るLED照明器具も自作で為し得た器具であったものが、天井灯などでは\5,000〜\7,000程度で8畳位の部屋用の物が販売されるようになり、自作する意味が殆ど無い状況になってしまいました。

そこで電子工作の分野での方向性も、非常時に備える電子機器を核とし、単二〜単四のニッケル水素電池を使った、非常用照明器具、低消費電力ラジオ、太陽光による単二〜単四のニッケル水素電池の充電、少々大型の鉛蓄電池を太陽光で充電しDC-ACインバータを介してAC100Vを得る装置、といったものをシステムとしてまとめたいと基本構想を練り始めています。

但し私も70歳を超えましたのでそれらの機器を作り上げても私がいなくなった後そのメインテナンスや使用法が引き継がれないとほんの単期間での使用に終わり肝心な災害時には役立たないということになってしまうので、息子どもに受け渡しやすい作り方をしなければ!と考えています。(幸い2人の息子は電子工学系の学科を卒業していますので。)

我が家の年間行事となっている今年の七福神巡りは『日本橋七福神』と決めました。 スタート地点の最寄り駅は三越前か水天宮前でいずれも半蔵門線なので我が家から乗り換え無しで行けて便利です。 また一周するのに2時間あれば十分らしいので昨年(鎌倉・江ノ島七福神)のように、『終了した時には日が沈んでいて暗くなっていた!』 なんてこともないでしょうし、私の好きな下町風情がまだ残っている地域でもあるので楽しみです。 4日に実施予定ですので次回にご報告できるかと思います。


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