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座面の板(M)にストッパー(I)を接着します。 隠し釘か小釘で密着度を上げてやります。
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座面の板(M)と座面板支え(N)を蝶番で接続します。 繋ぎ目に隙間が出ないことと蝶番の中心が繋ぎ目となるよう慎重にネジ止めします。
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蝶番は裏側に固定します。 またこの時ストッパーが出っ張り側の面となります。
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(B 5.5mm)を(E)に、(G)を(D5.5mm)に木工ボンドで接着しクランプで締め付けます。 (E)と(D)のはみだしが均等になるように注意。 また貼り合わせ面の片側に段差が出来ないよう調整しその面が内側と決め鉛筆で印を付けておきます。 (1時間以上放置!)
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(C)と(F)を貼り合わせ2面を内側として決めます。 更に(A)を(F)の余った部分に貼り合わせます。 一組は左右対称になりますので注意。 (1時間以上放置!)
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1時間後(A)の裏側に(H)を貼りますが、(A)の内側から10mmずらした位置に(H)を貼ります。 10mmの段差はガイドピンの入る溝になります。 (1時間以上放置!)
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最初に貼り合わせた70mm幅ブロックと貼り合わせます。 直角が正確に出るようまた突合せ部分に隙間が出ないよう注意します。
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ひっくり返して50mm幅ブロックを同様に貼り合わせます。
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反対側も同様に貼り合わせますが、内寸が設計値の +1mm、−0mm以内に収まっていることを確認しましょう。 万が一小さな値となっている場合には座板の開閉時に当たる可能性が出てきます。 (1時間以上放置!)
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(B')と(D')を貼り付けます。 内側の線に面一であること、(B')と(D')の両端が内側の線の延長線上に来るよう気をつけます。 (1時間以上放置!)
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(A')を貼り付けます。 長いので写真のように7-8個くらいのクランプで固定したい所です。 (1時間以上放置!)
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反対側の(A')の貼り付けです。 (1時間以上放置!)
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C'を貼り付けますが、加工貼り付け精度が良ければ内側の部分に大きい段差は出ない筈です。 (1時間以上放置!)
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貼り合わせの最後の作業で18mm厚部材(J)、(K)、(L)を貼り付けますが、ここだけは動かないようにクランプで締め付けた後30mmのスレンダースレッドネジで固定しました。
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以上の作業は決して難しい作業ではありませんし、急いでやらないといけない部分もありません。 落ち着いて内側面となる部分の接合面に段差が出来ないよう、各部内寸が所定の寸法となっているよう、直角度が正確であることを確認して行けば良く、器用不器用はまったく関係ありません。
尚上記解説では8個のクランプを主として使った為木工ボンドの乾燥時間を1箇所辺り最低で1時間は取らないことから1日がかりの作業となりました。 木工ボンドが完全固着(12時間以上掛かる。)していないとこれ以降の作業には入れませんので、翌日以降に作業することになります。 |
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前に固定した(M)と(N)を繋ぐ蝶番を一旦外し(N)の下側にもう1個の蝶番を固定します。 この時写真のように板を当ててL字型とした蝶番の羽根が面一となるようにします。
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ここで言う面一とはこのような状態になることを指します。 (こうすると蝶番の回転軸が表面に出っ張ってきません。)
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蝶番の反対側を本体枠下面に固定します。 これは裏から見た状態です。
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取り付け部のアップ。 蝶番の端と本体枠の端の間は1.0-1.5mmの差があると丁度良いです。
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(N)を固定し終わり前面から見たところです。 蝶番の軸は見えますが、出っ張ってはいません。
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ガイドピンとなるネジ止め式ダボを取り付ける位置です。 これがずれるとスムーズに動かなかったり、座面の収まりがいびつになる可能性があります。
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ネジ止め式ダボは長さが13mmあるため8φのドリルで座繰り、出が11mm丁度になるようにしました。
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本体枠のガイド溝にピンを落としこんだところです。
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(M)と(N)を再び連結し取っ手やローラーキャッチを取り付けて組立て完了です。 (キャッチはありあわせを使いましたが、購入するなら大き目のマグネットキャッチが良いでしょう。)
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ところで貼り合わせた外周はどうなっているかと言うと、ご覧のとおり凸凹です。 これは塗装前の仕上げ段階でカンナで削りペーパーで滑らかにします。
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動作状況の確認。 キャッチで座面と座面支えはロックされています。
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取っ手をつかんで手前に引くと座面先端がガイド溝に沿って降りてきます。
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座面は受けの部分で止まり使用状態になったところです。 写真では良く判りませんが座面を上下にスライドする際及び収納状態でおかしな当たりもなく、隙間は1.0-1.5mm以内に収まっており設計寸法がほぼ完璧であったことが確認できました。
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カンナで段差を削り#80、#240のペーパーを掛けた外周部分のアップ。 総ての角に丸みを付けました。
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交互に重ねて接合したコーナー部分。 この部分の塗装後の写真が後ほど見られます。
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側面のアップで、上から5.5mm、9mm、4mm、18mmの合板が合わさっていますが、境目はどこかお分かりでしょうか? 18mmは7プライと9プライが混在しています。
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ガイドピンが入る部分のアップです。 この溝の深さは10mmあります。
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塗装中の全景で左手の棒は楕円型額縁のイーゼルです。 2回目の塗装が終わったところです。 部材をTの字型に並べましたがこれは各部材の前にあぐらを掛けるようにしたためです。
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本体枠を左横から見たところです。
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左上角のアップ。 上のほうにある塗装前と比較してください。
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左下角を正面から見たアップ。 若干濃度が違う部分がありますが、材料そのものによるものです。
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座面支えトップ部分のアップ。 ラワン独特の木目は無論残りますが、着色効果によりシナ合板との組み合わせでもおかしくならなくなりそうで、これも塗装のご利益です。
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3回塗りが終了し元どおり組み立てて壁に80mmのコーススレッドネジ6本で固定しました。
3回塗りと言うことで着色濃度も一段と増加しています。 茶色の小さな丸い部分がネジ止め位置です。 ご覧のとおり設置位置の上は窓になっています。
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座面を開いた所です。 当たり止めには硬質の5mm厚スポンジを貼りましたのでバッターンという衝撃音は消えました。
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玄関の入口方向から斜めに見た様子。 全く場所塞ぎにはなっていませんし奥に見える扉が開いても当たりません。
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収納ベンチを使用状態に開いた所で、フの字構造が良く判ります。
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本体枠ネジ止め部分のアップ。 ネジの頭を隠すためキャップを被せています。
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引き出すためのハンドル部分。 中古のハンドルがまた生き返りました。
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デミちゃんも気になって乗せてもらいましたが、ちょっと怖そうな様子。
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デミちゃんがお散歩と言うことで家内が早速使ってみました。 無論しっかりしていてみしりとも音はしません。
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