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こんなに沢山貼り合わせてからでは遅いですが、最初の数枚を貼る時に鉄棒両端を持って回転させ円板が左右に揺れないよう調整して貼り合せます。
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圧着保持の圧力は相当高める必要がありますので、ワンタッチバクマクランプを使いグリップエンドをスパナで回転させる事により強力に締め上げました。
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研磨道具はフルキャストの登場です。 最初に粗目木工ヤスリでざっくり落とし、次にミニ電動サンダーに#60を取り付けて研磨、入り隅の部分や僅かな出っ張りを落とす調整研磨は替刃式ヤスリで、その後#240を取り付けたハンドサンダーで全体を慣らし塗装前の仕上研磨としました。
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今回使ったミニ電動サンダーはリョービの新製品(S-5000)で、標準のサンダーに比べるとかなり小さくペーパーサイズは75 x 140mmと標準の93 x 228mmに対し半分の面積です。 実はこのサンダー、価格が安くなく研磨能力も低いのであまり評価していなかったのですが、今回考え方を改めました。 この件の詳しい解説はこちら(別ウィンドウ)をご覧下さい。
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これが通常の電動サンダーの使い方。 片手で握っての使用は研磨圧を上げられないので必ず両手で使う必要があります。
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ミニサンダーでは何と私の小さな手のひらでも収まってしまい片手でも研磨圧を上げられます。 サンダーとしての研磨能力は低いですが、片手使用したときには通常のサンダーより研磨圧が高く取れ作業性が良いのです。
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いよいよ研磨開始! まず粗目木工ヤスリで角をばさばさと半分くらいまで落とします。
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その次は#60ペーパーを付けたミニ電動サンダーで各板の段差の隅の極近くまで削り落とします。 このミニ電動サンダーを最も長時間使用しましたが、普通のサンダーだったら比較にならないくらい手首の疲れが出たと思います。
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その後替刃式ヤスリで隅や若干の出っ張りの微調整を加え、#240ペーパーを付けたハンドサンダーで全体を仕上研磨して完了。
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研磨による変化の様子。 これは研磨前で各円板による段々の隅まで削り落とさねばなりません
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粗目ヤスリで角を大体落とした後電動サンダーによる研磨に入った状態で、まだ隅まではかなりあります。
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電動サンダーで殆ど隅まで削り落としました。 このあとハンドサンダーで念入りに仕上研磨をします。
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塗装前の仕上研磨が終りました。 上下方向に若干潰れているのが判ると思います。 表面の凸凹もほんの少しあるようですが、完璧さを要求したらきりがありませんがこれでも研磨に6時間使いました。
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底のケーブル引出し部分の加工。 底板と同じ径の円板3枚を切り出しこのように穴をあけたり切込みを入れました。 左下の円板の切込みにケーブルを通します。
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組み立ての様子。 ケーブルの通る板を貼り(1番目)、次に鍵穴状の穴をあけた板2枚をはります。(2番目) ケーブルを一度このように通してから(3番目)、 ケーブル先端を折り曲げてランプの台の穴に通します。(4番目) 完成後この底面には傷防止を兼ねてフェルトを貼りこの穴を隠してしまいます。
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着色はポアステインのワインレッドとサンオレンジを3:2の比率で混合し真っ赤な色を出しました。 等量の水を加えています。
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鉄棒がこんな風に作業を楽にします。 まるで肉の塊を金串に挿したれを塗りつけているバーベキューの風情?です。
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乾いたら塗りを参会繰り返し乾燥後ペーパーを掛けます。 これは研磨前でかなりざらつきがあります。 かなりアップして撮影しています。
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ペーパーを掛けると最初はザアーザアーという音が出ますが、それがサアーサアー、スースーという音に変わるとこのように滑らかになります。(全く同じ部分です。)
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そのペーパーにはスポンジ研磨剤(細目: #240-#320)を使いました。 曲面研磨には大変具合が良いです。
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その後更にステインを2回塗って乾燥後ニス塗りですが、水性サンディングシーラーと水性ウレタンニス艶無しを使用しました。
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先ず目止めと肉乗り改善のためサンディングシーラーを2回塗りしました。 水性タイプは乾燥が速いので1回目と2回目の間は1時間しかおいていません。 艶がかなり出ます。
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2時間後にスポンジ研磨剤(極細目: #320-#600)で表面を研磨しました。 完全に目を潰すのであればその後再びサンディングシーラーを塗って研磨!の工程を数回繰り返さないとなりませんが、今回はこの後仕上塗装に入りました。
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水性ウレタンニス艶ありを1回塗った状態です。 上の写真と比較すると艶の具合が全く異なり、こちらの方が上品?な艶になりました。 さあ肉は完全に焼きあがりました!!
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一番あらが目立つ所を意地悪撮影! ラワンの木目は大きくて深いのと円板の接着境界部分の僅かな削りのこしが一部にあります。
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全体の雰囲気はこんな感じです。 油性ニスの場合もそうでしたが艶消しニスといっても上品なニブーイ艶があり、私はこの艶の出方が無類に好きです。 また多少の塗装斑を見えにくくしてくれる効果があり、「艶消しニスは7難隠す!!」です。
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