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これがExcelで描いた型紙のプリントアウトでA44ページで1セットです。 ご希望によりこのファイルをお送りしています。
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型紙のアウトラインに沿ってはさみで切り取り材料の板に木目方向に注意しながら糊で貼ります。 かなり余りがあるようですが、節のところを避けたためです。
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曲線切りをしやすくするため5つのブロックに分けました。
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そして電動ジグソーで型紙の青線に沿って切断。 型紙には含まれていない11 x 11cmの板の切り出し(中央下)もお忘れなく。
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註: このあと切り出した部材をぬるま湯に浸して型紙と糊を落とします。 糊が残っていると塗装がうまく載りませんので
完全に落とします。 そして十分乾かしてから成形に入ります。
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切断面を木工ヤスリで滑らかにしてから、更に木工やすりで角を丸めます。(これは首・頭の部分)
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かなり面倒で時間がかかりますが、角の部分はこのように丸めます。
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松はヤニを多く含んでいるので、このように木工やすりの目が詰まってしまいますが、塗料またはラッカーシンナーをぼろきれに含ませて擦り付け歯ブラシでこすれば取れます。
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丸め加工まで終わった全部材。 10mmの板から切り出した横棒も忘れないように!
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註: 曲線切りの切り口を木工やすりで滑らかにする作業とその後の角の丸め作業は最も時間がかかりますが、完成後
の柔らかな感じを出すのに重要な作業ですから、根気良く進めましょう。
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頭部の凹上の欠き込み部に木工ボンドを塗って角を差込み接着。(少なくとも30分寝かします。)
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尻尾の板に隠し釘1本を釘の先が少し出る程度まで打ち込み、胴体の板に木工ボンドを塗った上で当てて位置を決めたら完全に打ち込みます。 (少なくとも30分寝かします。)
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左右の耳を木工ボンドで接着しクランプで押さえます。 位置は図面や後掲の写真を参考にしてください。
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残りの胴体の板の首が取り付く部分に隠し釘3本の先が出る程度まで打ち込みます。
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首のブロックを当てて位置を決めたら完全に打ち込みます。(木工ボンド併用、少なくとも30分寝かします。)
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物入れ部底板に後ろの胴体を隠し釘3本と木工ボンドで固定します。 (少なくとも30分寝かします。)
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前胴体ブロックを物入れ底板に隠し釘3本と木工ボンドで固定します。 (少なくとも30分寝かします。)
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横棒6本をステンレス丸釘と木工ボンドで固定します。組立ては完了です。 (少なくとも30分寝かします。)
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隠し釘の頭を横からたたいて切り落とし組立て作業は終了です。
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コピーした元のものよりも口先が長くて細くなったようです。
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元々あったものと並べました。 若干フォルムが違いますが、この程度の違いは良しとすることにしました。
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註: このあと塗装ですが、ここで使用したWood Oil(ウッドオイル)は塗料には違いありませんが、使用感覚と仕上が
り状態は通常の塗料とは全く異なります。 特筆すべきは、使用上難しいことは全くなくどなたが試されても良好な結果
が30分程度の作業時間で得られます。(下地作りの段階で注意があるが後述。)
従って塗装中の写真はお見せしませんので、以下の使い方の手順に従ってください。
1.刷毛でたっぷりと刷り込むように塗りつける。
2.数10分後もう一度塗る。
3.生乾きの状態でぼろきれで拭き取り乾燥させる。
4.12時間程度経ってから色の具合を見て、塗る。拭き取る。乾燥。を好みの色となるまで繰り返す。
購入したWood Oilの容器には、「3.の前に#400程度のペーパーで螺旋を描くように表面を擦る!」とありますが、
これは細かな傷をつけてWood Oilの浸透を高めようとするもので、使用する木材によって省いても良いと思います。
(今回は#400による研磨はしておらず2回塗ってから拭き取っただけです。)
ひとつだけ気をつけるべき部分は、
「Wood Oilは下地作りではニス塗り、ステインで着色後ニス塗りと同様木工ボンドなど接着剤や油分が付着した部分
には染み込まずそこだけ白っぽくなってしまう。」
ということです。 また材料表面に傷があるとそこだけ着色濃度が高くなります。 よってWood Oil仕上げ及びニス
塗りとする場合には塗装を済ませてから組み上げるのが正解です。(この時はボンドG17クリヤーかエポキシで接着。)
(お見せする私の作品は組み上げてから塗装したため拭き取れなかった接着剤による着色斑が若干あります。)
塗装なんて面倒なことは嫌!と思われる方は、上の写真のような生地のまま(ホワイトトナカイ?)もなかなか良いと思
います。 この場合でも汚れたときのことを考え液体ワックスなどで仕上げたほうが良いでしょう。
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ウッドオイルを2回塗って拭き取り12時間乾燥後に、家内は早速クリスマスデコレーションとして飾りだしました。 私も子供心に戻って楽しくなってきました。 そっくりさんの製作うまくいったようです。
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