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今回タテ引きに電動ジグソーにガイドを使用して試しました。 写真に32.5mmとある部分は切断する線を刃の右端が沿うようノギスで測って決めたもので、ガイドに使ったLチャンネルは「道具選びとマスター術」で紹介しているものです。
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使った電動ジグソーはCJ-250ですが、低重心設計のためボディーグリップ位置とガイドの距離が近く沿わせて使うことが容易に出来ました。 使用した刃はmini-Shopでも販売しているN0.2(合板用)で、曲がりにくいため直線性を出したいときには有利のようです。
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右上の写真の部分拡大ですが、刃の右側(この写真では左側)が線上に沿って切断できていることが判ります。
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切断後手前から撮影しました。 ピンぼけ写真ですが正しく直線切り出来ているのが確認できます。 タテ引きは手引きノコギリでは辛い作業ですが、これなら楽です。
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一次加工が済んだ全部材です。 ここまでの加工はあっという間に終わるのですが?
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回転軸穴あけには10φのフォスナービットを使いました。 フォスナービットでは最小径のものですが、座繰り穴が正確に且つ安全に穴あけできるフォスナービットの長所は一緒です。
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欠き取り(左側)の済んだB'に回転軸穴をフォスナービットであけているところで、電動ドリルはFDD-1000です。
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深さ10mmまであけた後回転軸となるパイプを挿し込みました。
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更にケーブルが通る溝を電動トリマーで6mmのビットを使い深さ10mmに彫りました。 正しく直線に彫られていませんが、隠れてしまうため問題はなくご覧のようにケーブルが通ります。 これでB'の2次加工は終わりでBと共にAブロックとの接合待ちになります。
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A'の下の端を欠き取り6φ深さ9mmの穴をあけて、トグルスイッチを仮に挿しこみました。 (またまた小さなミスで、欠き取りの右側は10mm余計に欠き取っています。 これも見えなくなりますが。)
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こちらは表面側でスイッチの頭7mm程だけが出てます。 ON/OFF出来るよう小判状にヤスリで削り取ってあります。
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A、A'のほぼ中間には6mmのビットでケーブルが通過する溝を彫りました。 貼り合わせてから6mmのドリルで穴をあけても良いかと思います。
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A-A'-Aの貼り合わせをしたところです。 2時間クランプで圧着しました。
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35φフォスナービットでソケット裏の深さ5mmの座繰り、ケーブルパスの掘り込み、M5鬼目ナット3箇所の埋め込みが済み、Aブロックの2次加工は終わりです。
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次にスイッチの配線をします。 太目のケーブルを小さなスイッチに半田付けしたのでかなりばっちくて判りにくいので、左の図を参照ください。
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このように配線するとレバーを上げたときONとなります。 OFFの場合には、電球への両ワイヤーに電流は流れません。
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配線したスイッチを取り付け穴に差込み瞬間接着剤で固定、その後プラグへのケーブルをB'の溝から回転軸穴に通し、電球へのケーブルはA'のケーブルパスに落とし込み、B'をA'に接着しました。
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A'のケーブルパスにはこのようにケーブルを落とし込んでいます。
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1時間後にB2枚をB'の両面に貼り付けました。 もうスイッチ周りは隠れて全くいじれなくなりますので十分確認してからやります。
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電球ソケット取り付け部分にはケーブルの先端が60mm位出ているのが適当でしょう。
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何かハナタレの座り込んだキリンロボットみたいですが、仕上げ研磨は別として一番面倒な加工組立は無事終了です。
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本体をスィングするよう回転軸周りを丸く削ります。
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最初に粗目の木工ヤスリでゴリゴリバッサバッサと角を落とします。
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設計図を印刷し型紙としてあてがった所。 こんな所で粗目段階はよいでしょう。
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次に替刃式木工ヤスリ(mini-Shopでも売っているM-20GP)でならします。 紙やすりでは#120-#150位ですが遥かに作業が効率的です。
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かなりきれいに丸くなりました。 この後塗装前に#240のペーパーで磨くだけです。
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他の部材もM-20GPで研磨して仮組み立てします。 回転軸になるパイプも挿し込みました。
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本体下部はこんな具合で、回転軸とその受けもOKです。
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電球ソケット部分の配線をしますが、ソケットのケーブル固定ネジを外しました。 しっかりケーブルを固定するには一工夫必要です。
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その方法をご披露します。 まずケーブル先端20mm位の被覆を剥き細いワイヤーを半分に分けてそれぞれを撚ります。
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V型に分けたワイヤーで固定ネジを挟んでワイヤーの先端を更に撚ります。
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そして撚り終ったらネジを外します。 ケーブル2本をこのように処理します。
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次に撚った先端部分に半田を流し込んでほどけないようにした上で先端をニッパーで切断します。
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そしたらネジを通して固定すれば、ワイヤーがばらばらにならずにしっかりと接続できます。
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ソケットをネジ止めした後反対側に余ったケーブルをこのように畳みます。 35φのフォスナービットで座繰り穴を開けたのはこのケーブルの処理のためです。
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電球ソケットを取り付け、シェード固定板も付けた本体下部の様子です。
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試しに適当な台の端に乗せて点灯してみました。 問題なしです。
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最終的に電気スタンドを取り付ける位置(ベッド横の収納棚)に固定しました。 これは使用位置に相当します。
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こちらは使用しないときの位置でシェードが付いているともっと判り易いのですが、収納棚横に寄せられて邪魔にならなくなります。
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使用位置に本体を設定して点灯しました。 これまで使ってきた電気スタンドをそのまま残してありますが、新しい電気スタンドの位置のほうが遥かに合理的で使いやすい位置になっています。 シェードが付けば更に良いイメージになると期待しています。
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シェード上下の芯になる2φ長さ581mmの真鍮棒を2φ 20mmのパイプに両端を挿し込んで輪を作り、型紙に合わせて成形しました。
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納戸にしまっておいた古くて大きなシェードの表面にはこのような織物のような模様が入っています。
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そのシェードから長さ605mm、幅332mmをカッターナイフで切り出し上下を15mmずつ内側に折り目をつけました。
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使用したイレクター用の接着剤と専用のアプリケーター。 これは液状でしたがゼリー状のほうがやりやすかったのではないかと考えています。
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片側の端を真鍮の輪にまきつけ接着しクランプで固定しましたが、クランプで潰してしまったり、クランプ表面の塗料が転写したりと大変なことに!!
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反対側に真鍮の輪を接着する時にはくわえる力の弱いミニクリップを使い少しはましな接着になってきました。
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最後に重なり面を細い棒で挟みクランプで固定した上で接着剤を沁み込ませて終了。
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とてもじゃないが誉められたものではない出来栄えですので家内に協力を要請しフリルで隠したり、ペイントで汚れた部分のレタッチもする予定です。
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