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ホームセンターで購入した板材。(12mm 3 x 6のMDFとワンバイフォー材) MDFだけはそのままでは車に積めないので、縦方向を幅450mmで切断してもらいました。
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板取り図に従い切断完了した全部材です。
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工作台の上に載っている木切れが今回出た端材の総てです。 大変効率がよい設計となっています。
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組立て開始。 先ず上と下の箱の上段の棚板の前後に補強板(長さ370mm)を木工ボンドで接着し、30mmのネジでMDF側から締め付けます。(こうするとネジの効きが良い)
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上の箱の側板を木工ボンドで貼り付け、36mm隠し釘で圧着保持します。 ひっくり返して反対側を固定する時気をつけないと接合部分が剥がれます。
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下の大きな箱も同様に側板を木工ボンドで貼り付け36mm隠し釘で圧着保持します。
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ひっくり返して反対側の側板を固定しました。 二つの箱は2時間寝かせて木工ボンドを硬化させます。
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2時間後に隠し釘を払い打ちで落しました。 これで箱部分が完成です。
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ワンバイフォー材の柱に上の箱を固定します。 この時30mmのネジを箱の中側から打ち込みます。 (ネジの効きが良いのと外側にネジの頭が見えないメリットがある。)
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下の箱を同様に固定しますが、箱の下端は柱の先から100mm上に固定しました。
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4本の柱を総て固定した所です。 これらの柱の固定はネジのみとし木工ボンドは使いませんでした。
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下の箱の底板の補強板(長さ397mm)をネジ止めします。 最初に左右部分を固定。 これも木工ボンドは使っていません。
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次に前後の補強板(長さ394mm)を左右の補強板の木口にネジ止めしました。 やはり木工ボンドは使っていません。
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最後に下の箱の底板の表面から30mmのネジを打ち込みます。(黄色矢印の部分) これで完成です!!
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製作途上のスライド・回転式収納棚の右側に設置し、取り敢えずプリンターを載せてみました。 かなりトップヘビーになっているのですが、横揺れもなくがっちりとしています。
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組立ての中で柱の取り付け以降で木工ボンドを使わずネジのみで組み立てたのには明確な理由があります。
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切り出した扉の全材料。 幅の狭い板は4mm厚シナ合板で他は12mm厚MDFです。 MDFは色がまちまちですが塗りつぶすので問題なし。
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水性ペイント2回塗りでMDF両面を塗りつぶしますが、シナ合板を貼る部分は接着の効きが悪くなるので塗らないでおきます。 境目の正確性は気にしなくてもOK。
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50mm幅のシナ合板を木工ボンドで貼り付けますが、クランプで圧着保持します。 今の気温(30℃前後)ですと1時間で外しても問題なくなります。
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私の持っているC型クランプ総動員でも足りません。 初心者は圧着保持にクランプを使う人が少ないようですが、これは出来栄えにかなり影響します。 私は作業性を考えると多ければ多いほど良いと考えています。
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貼り合わせた外周の段差をカンナで削ってから替刃式ヤスリ(M-20GP)で研磨して平らにし、屑を綺麗に落として木口テープを貼る準備をします。
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板厚が16mmですので35mm幅のシナの木口テープを縦に鋏で半分に切断して使いました。 これでチープ感が全くなくなります。 木口テープの使い方はこちらから!
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木口テープとの境目を替刃式ヤスリで研磨し(面取り)、#400のサンドペーパーで未塗装部分の仕上研磨をしました。 これは表側です。
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同じくこちらは裏側になります。 MDFは湿気を吸って反りやすいので扉のような反りを抑える部分がない場合、必ず両面を塗装すべきです。
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塗装開始。 1時間で乾燥するため作業性が大変良いので、mini-Shopで販売開始したばかりの高性能水性ウレタンニスを使いました。 刷毛も新開発の水性刷毛です。
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一回目塗装後2時間後に#400ペーパーで表面のざらつきを取った上で2回目の塗装をしました。 刷毛はどんな事があっても30分に一度は完全に水洗いする必要があります。
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艶による反射で邪魔されないように接写しました。 油性ウレタン透明クリヤーは黄変(黄色っぽくなる事)が必ずありますが、水性の透明クリヤーは黄変の度合いが少ないです。
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同じ部分を角度を変えて艶の様子を見ました。 2回塗りでこれだけ艶が出ていますが、3回塗りすると更に出て来ます。
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さて問題の全被せスライド蝶番を5.5mm厚の板を挟んで固定しました。 矢印の先の四角い板がそれで、これだけで12mm半被せ蝶番になります。
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上の扉はご覧のようにステンレスの長い蝶番を使いました。 ネジ止め後に位置調整が出来ませんので慎重に位置決めをする必要があります。
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スライド蝶番を取り付けた左上角。 構想どおり12mm半被せとして収めることが出来ました。 蝶番取付図と比較してください。
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こちらは上部の扉を閉めたところ。 扉の自重で中途半端に開いたままになることもないので、キャッチの類は使っていません。
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完成したプリンター置き台の全景。 扉のデザインは本体の構造・造形の延長線上にありうまくまとまったと思いますし、安く作ったという感じはありません。
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上下の扉を開いた所。 上下の収納部は適切なサイズで使いやすくレイアウトされています。 ツマミを使っていませんが開閉がし難い事がないので、このままとしました。
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