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Aのぷらぷらの部分を上端から600mmの所で切断。
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棚板が固定される位置に線を引き横棒E、E'、Gを固定するネジ位置に8φ深さ25mmの穴をあけます。 (この固定方法はコーナーラックと全く同じです。)
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木工ボンドをEとGの片端に塗りネジでAに固定しました。
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EとGの反対側にもう1本のAを固定した後にE'を固定して、ひとつの枠が組みあがりました。
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E'とAの固定部分を上から見たところです。
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同様に内側はこうなり、この窪みにガラス板が嵌ります。
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上側のEの接合部分。 突起状に見える部分は棚板と同一面になります。
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上の枠(CとF)を組立てて横から見ました。 (上下が反対に置かれています。)
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接合部のクローズアップですが、これも上下反対です。
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その内側。 この窪みにもガラス板が落としこまれます。
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KとL2枚のAやBがはまり込む部分を切り落とします。
切り落とす寸法はAやBの断面(45x24)寸法ですが、Lは効率よい板取を考えて2分割にしたのでBが嵌る部分はそれぞれ12x45となります。 |
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組立て終了の外側の枠と上蓋の枠。 左は加工前の棚板。
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間の柱BにEとGを接合した上で、上から2番目の棚板Kを挟みこみます。
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もう1本のBに棚板を挟みながらEとGに接合し棚板を木工ボンドでEに接着。隠し釘で密着度を高めました。
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棚板の左端にAで作った枠を接着。 Aで作った枠の位置・方向を間違えないよう(ガラス板の入る部分)注意します。 隠し釘で固定してありますが非常に不安定。
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右端にAで作ったもうひとつの枠を接着し隠し釘で固定。 だいぶぐらつきは減りましたがまだまだひ弱です。
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最上段の棚板Kを木工ボンドで接着、隠し釘で固定します。
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下から2番目の棚板Lを同様に固定しました。 真中の繋ぎ目の隙間が最小となるよう注意します。
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底板の下にDを挟み木工ボンドとネジで上から締め付け固定しました。 |
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端材(ここではラワン合板)から切り出した最下段の棚板を嵌め込み固定しました。 (この部材は板取り図にありませんが奥行きが270mmと小さくなっているだけで、他はKと同じです。)
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これでフレームが組みあがりましたが、A、Bの柱と棚板との間の直角が出ているかどうか? 捻じれがないかどうか?
等を充分チェックし修正した上で木工ボンドが完全固着するまで(12時間以上)寝かせます。
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下側のスライド蝶番座板を固定する板Vを嵌め込み、 接着しました。
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設計時点では考えていなかった厚み38mmの蝶番避けのカバーを取り付けることにしました。 これがないと蝶番が邪魔して本の出し入れがやりにくくなります。 図中黄緑色の四角が蝶番の座金の位置になります。
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端材から切り出した蝶番避けカバーの材料です。
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隠し釘と木工ボンドで組みあがったカバー4組です。
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カバーを木工ボンドで貼り付けました。 密着度を高めるため突っ張りで押さえています。
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カバーをはると側面がこのように見苦しくなりますから、
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端材の4mm厚シナ合板を嵌め込み接着しました。
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M5 13mmの鬼目ナットとM5 30mm六角ボルト4本で本体に固定しますが、この図は穴あけ寸法を表しています。
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上蓋を本体に乗せ位置を充分調節した上で2φのドリルで上蓋・本体に下穴をあけました。 この写真は上蓋です。
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そこに10φの木工ドリルで深さ6mmの座繰り穴をあけました。 この後6φのドリルで中心に貫通穴をあければ図面通りとなります。
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一方本体側にあいた2mmの下穴位置には7.5φ深さ15mmの座繰り穴をあけます。 そしてM5 13mmの鬼目ナットを写真のように六角レンチで捻じこんでゆきます。
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鬼目ナットが木枠表面から0.5mm程沈んだ所まで捻じ込めばOKです。
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断面凹型のガラス受けHを現物合わせで切断し木工ボンドで接着しますが、密着度を上げるためクランプや旗金を使っています。
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これは棚板Kの両端に貼り付けられているガラス受けです。
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扉は図のような6枚の板の貼り合せ構造としました。
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扉の材料を切り出して並べた所です。 焼き杉板は不規則な木目が目立ちますので、芸術的?と思える組み合わせを考えておきます。
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扉1枚分の材料を並べた所です。
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焼き杉とその横の板間には5mmの段差があり凹凸感を出します。
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インセットスライド蝶番の取り付け寸法図です。
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12mm厚のNに35φの蝶番取り付け穴をフォスナービットであけます。 深さ11mmがメーカー指定ですがここは抜き穴としてあけました。
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扉貼り合わせの第一ステップ。 Nと片方のPを木工ボンドで貼り合せ2時間放置。
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もう1方のPを貼り合せ2時間寝かせた後に、周囲をカンナと木工やすりで仕上げます。
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焼き杉板3枚を間に落とし込み木工ボンドで接着します。 4時間以上放置。(焼き杉の表面は平らでないためボンドの量が多く固化に時間がかかる。)
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出来上がった扉に蝶番を取り付け、本体に座金を固定して扉を取り付け調整しました。
(詳しい調整法はこちらをご覧下さい。)
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蝶番部分のクローズアップ。 蝶番が出し入れの邪魔にならないためのカバーとの関係が良くわかると思います。
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扉取り付け調整が終わり斜め前から見たところで、扉面の凹凸感は期待したとおりのようです。
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正面から見た扉部分。 |
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背板を除き総ての加工が終了した収納棚の全景です。 殆どの部分を白のステインで着色しますので、カラーイメージとしては塗装後と大きく違わないと思います。
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使用した1液性ウレタンニス「速乾ドリーム」。 私の最もお気に入りの定番ニスです。 伸びが大変よく刷毛目が残りません。
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3枚重ねた新聞を引いた部屋の中での塗装ですが、刷毛に沢山ニスを沁み込まさなければ、ぼたぼた垂らすことなく床を汚す心配もありません。
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この棒でガラス板を押さえます。 固定には25mmのステインレス丸頭釘を使いますが、割れるのが怖いのでドリルで下穴をあけています。
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ガラスが見えませんがガラスの表面を玄翁を滑らせ払うように打ち付け棒を固定します。
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総てが完成し設置予定位置に収めた収納棚の全景です。 このとおり収納予定のもので塞がりました。
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左斜め横から見た全景です。
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左横から。 フレーム構造ですので空間を占有している感じがありません。
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塗装前のこの写真と似ていますが、本体と扉間の色合い、濃度、コントラストが微妙に変化しています。
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扉をあけたところ。 蝶番避けカバーのお陰で本の出し入れで蝶番に当たる心配なし。 |
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上から2段目だけはケーブルなどを通すため背板が貼ってありません。
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上部左隅のクローズアップ。 ステインレス丸釘で固定した棒が見えます。 エンボス加工の背板の様子も判ると思います。
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今回使用した木のツマミ。 素朴な全体のイメージに良く合います。
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扉を閉める時のバカンという戸当り音低減の半球状シリコーンゴムを扉下部に貼りました。 |
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