2011/03/25
うまく作動した感震くんII
今回は作品の紹介ではなくmini-Shopで販売している『感震くん』という、地震が発生した時に扉を自動的にロックする商品に関してですが、先週発生した「東北地方太平洋沖地震」発生時の『感震くん』作動状況報告がありましたのでご紹介します。
千葉県印西市にお住まいの並河様に報告していただいております
が、先に感震くんの概要について触れておきます。
感震くんの最初のモデルは2005年に発売されています。
そして大きな設計変更がされて2007年に感震くんIIとなりました。
この設計変更でより作りやすい合理的な構造を取り入れたせいか、
作動の信頼性を改善しながら販売価格を大幅に下げることが出来て
います。(2013/11現在\460)
その後マイナーチェンジが一度施されトータル2回の設計変更がなさ
れて現在に至っています。(左は現在販売している感震くんII)
並河様は2006年9月にオリジナルの感震くんを2個、2007年4月に
感震くんIIを12個、その後4個を追加購入され合計18個を使っておら
れますが、本当にうまく作動するのか不安を持っておられました。
そして今回の地震ですが、並河様のお住まいでは震度6弱の揺れ
だったそうで、家屋にも若干の被害が出たほどです。
そんな大きな揺れにより、感震くんを取り付けていなかった食器戸棚の扉は開いて中の皿などが10枚以上飛び出して落下し割れましたが、感震くんを取り付けた扉はロックして開かず、物が飛び出した個所は皆無でした。 地震の後に家屋を始め破損状況などをやった際に感震くんのロックピンの降りた状況を調べたところ、18個全部を調べたわけではありませんが、調べた範囲では正しくロックピンが降りていたようです。 そして感震くんの作動に自信が持てた!という次第です。
VICの一言:
並河様は感震くんを取り付けた時に『読者の作品欄』に投稿されて
おりますので、そちらに書かれているコメントも参考ください。
感震くんは地震の揺れを感知して自動的に扉をロックする大変有効
な部材ですが、使用上の注意があります。
それは、家具そのものが地震が無い状態でもゆらゆら揺れたり、或い
は扉をばたんと閉めたときに家具がゆらっとするような状況では地震
がなくても作動して扉をロックしてしまい使い勝手が悪くなります。
地震の揺れかそうでない揺れかを判別出来るわけではないので、
使用上の注意が必要です。
当然ながら正しく取り付けることは重要ですので、取り付け方につい
てはこちらを参考にしてください。 ここではオリジナルの感震くんを
元に解説していますが、感震くんIIでも取り付け方は殆ど同じです。
オリジナル感震くんと感震くんIIの違いはこちらをご覧ください。
専用の取り付けジグ(右の写真)もありますので、これを使うことでより容易に且つ正確に取り付けられます。
感震くんIIはこちらからお求め頂けます。
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