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19mmと15mmの集成材端材を貼り合せてドンピシャ34mmの所定の厚みとして切り出した下駄。 小さい物は片開き扉、長い物は観音開き用です。
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ジグは2.7mmと4mm厚の合板でこのような寸法で作りますが、ほんの少しの材料で済みます。 円状の切り欠きは方向を触って判るためで、切り欠きが後(奥)側になります。
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ストライクに被せて接着中。 淡いベージュの部分が2.7mm合板で、カラー合板がこの厚みでした。
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接着後所定の寸法になるようヤスリで削り、5φの穴もあけました。 右側は蓋です。
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ジグの使い方の説明。 ストライクの上面にジグを被せます。
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反対側に蓋を被せて粘着テープ(ここではマスキングテープを使っています。)をこのように貼り付けます。
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本体のロックピンが降りた状態でピンをジグの穴に差込みテープを本体に巻きつけて固定します。
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これはひっくり返して底側から見たところです。
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本体とストライクの位置関係はこの写真と次の写真をご覧下さい。
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前方を下に向けて撮った写真ですが、2ヶ所見える穴が位置決め時にマーキングする場所になります。
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マスキングテープでまとめたブロックはちょっと柔な感じがしないでもありませんが、本体とストライクの関係位置が
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観音開き用の下駄は長い1本に2個の感震君本体を取り付けました。 2個の本体のスパンは56mmあります。 本体の底面に円弧状の金属板がある部分が後(奥)になります。 この写真では下方向が前です。
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吊り戸棚上部中央の裏側に木工ボンドで下駄を貼り付けクランプで圧着保持した後に各本体2箇所をネジ止めしました。 接着部分は油汚れがかなりあったのでペイントシンナーで洗浄後貼り付けました。
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4個所の観音開き扉部分に下駄を接着し感震君本体を固定しました。 木工ボンドが実用強度まで硬化するよう3時間寝かせています。
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マスキングテープは少々ひ弱なので本番ではガムテープでジグとストライクを感震君本体に固定しました。
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扉を閉めてストライクの下側2箇所のネジ穴位置にキリで印しを付けます。(最初はキリで印しをつけましたが鉛筆の先を細めにしたものでぐるりと穴の内側を書くように印したほうが良いことがこの後気が付いています。)
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下2箇所の印しに従いストライクをネジ止めし上2本をその後ネジ止めします。
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そうしたらジグのカバーを間に挟みこんで扉を閉じ本体とストライクの間が僅かな隙間で収まることを確認して終了です。
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実は本体とストライクの間の隙間に付いて最初の1個を取り付けて後でいろいろ実験した所、メーカーの推奨値である
2.6mmよりも僅かに大き目の方が良いことが判りました。 これは最後のまとめのところで解説しようと考えているのです
が、ストライクに内蔵された磁石の作動に関係しており、隙間が小さすぎると問題が起き易くなるようです。
絶対保証というわけではありませんが、ベストの隙間の寸法は3.0-3.5mm位にありそうです。
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観音開きの扉に取り付けた感震ロック装置感震君。 私の場合色々な実験や写真撮影にかなりの時間を食われていますから1日がかりでしたが、前述のジグを使えば観音開きの扉4箇所(合計8個)の取り付けはゆっくりやっても1時間程度で終わるでしょう。 扉と戸棚の構造によっては下駄など必要ありませんから全作業はもっと簡単になります。
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観音開きのときと同様厚さ34mmの下駄に耐震ロック本体をネジ止めしました。
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厚み以外の寸法は適当ですが、戸棚側板側は下駄の端から止めネジまでが28mmになるようにしておきます。 間違えないよう戸棚側板側は鉛筆で矢印を描いてある。(黄色矢印の先)
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予め下駄が接着される面と扉内側のストライク固定面をペイント薄め液を含ましたぼろきれで擦り油分を完全に落とした上で、下駄を側板に密着させながら接着しクランプで3時間保持しました。 (まだ手前のネジ止めはしていない。)
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私が使った付箋紙で大きさは28 x 50mmで商品名はPost-it Notesという物。
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粘着剤は半分しか付いてませんのでその部分だけを使いストライクの扉取り付け面に貼り付けました。
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ネジの締め付け側からストライクの穴に鉛筆を挿し込みグリグリと小判状のしるしを付けています。
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次に強力な両面接着テープ(と言ってもごく普通の物ですが?)に貼り付けて余計な部分をはさみで切り落とします。
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予備加工が終わった4個のストライクです。 まだ保護紙は貼ったままです。
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ストライクの扉への取り付け面はこんな風になります。 型紙の位置を正確に保ちながら扉に移動するカラクリの全てです。
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ストライクをジグに挿し込んで耐震ロック本体にガムテープに固定、ここまでは観音開きのときと同じでその後両面接着テープの保護紙をそっと剥がします。
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準備完了! 右手に見える扉を閉じてストライクの取り付け面に押し付けます。
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そしてそーっと扉を開けば型紙はストライクから剥がれて扉の内側にくっ付いて来ます。 鉛筆で小判状に描いたネジ穴位置にキリで下穴をあけます。
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型紙と両面強粘着剤を取り除き、ストライクをネジ止めして終了。
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