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トリマービットケース
   
ご注意: 以下の製作は電動トリマーによる45度切削加工が基本になっております。 具体的な45度切削の加工方法につい
      ては、こちら格好良い箱を作る方法で解説されていますので、そちらを参考にしてください。


2005/09/30

構想

最近数多くのトリマービットを試用する機会が増えています。 本数で言うと50本以上になります。  その大きな理由はmini-Shopでの扱いの候補となったトリマービットで、私の方針として事前に確認しない限り販売しない為です。

そして私が常用するトリマービットも少しずつ本数が増えてきており、更に今後の増加で従来使っていたプラスチックケースでは賄いきれなくなりつつあります。  場合によっては仕方なくひとつの仕切りに2本のビットを入れている場合もあり、そーっと保管できれば問題ないものの運んだりしようものなら、ビットとビットがぶつかり合って高価なトリマービットの刃先を傷めてしまう可能性が大です。

そこで将来に増える事を見越したトリマービットケースを作ろうと決めました。  そして作る以上はデザインはシンプルで良しとしても質感だけは極力拘りのある工芸品的な物にしようと考えました。

 現在ほぼ固まった構想は左のイメージ図のようなものです。
 この図はしかるいいかげんな図で、描かれているトリマービットは現実と全く違った形になってお
 り、しかも上面図ではトリマービットが水平になるようになっていますが、実際には30度の角度で傾
 いて固定されます。 その意味では右側断面図の方が実際に近いと言えます。 正確なビットの絵
 を描くのは大変手間取る為の手抜きとご理解ください。

 絵のいいかげんさは別として仕様としては次のような物を考えました。 最も大きいビットとして外
 形35mm以内、長さ75mm以内を10本、外径30mm以内、長さ70mm以内を8本、外径20mm
 内、長さ65mm以内を22本の合計40本を収納できるように考えました。
合計40本は現在持っている物以外に今後購入する可能性のあるものを選んだ結果であり、現在持っているわけではありません。

そしてこれらのビットは30度傾けて固定し図のように3列に分けて収納します。

実は構想段階では収納時には水平に保管されますが、蓋を開けるとビットが起き上がるようなカラ
クリとか、レバーを使ってビットを収納状態から起こすようなもっと複雑なものも考えたのですが、耐
久性のある実用品でなくてはならず、下手に動きがギクシャクすると質感を失う可能性もあるので
無理の少ない構造に落ち着いた次第です。(右の図はその一例です。)

構想段階で不変なのは色周りでしょう。 私のイメージとしてはダークレッドからダークブラウンの間の色調(木目で言えばブラジリアンローズやマホガニーのような類)にしたいと考えています。 
その中に薄っすらと木目が浮かび上がり表面は無論格調高い艶消し処理です。

というような次第で構想はほぼ煮詰まっており心の中は少年のように浮き立っていますが仕方ありません。 高価なトリマービットは私の宝物のひとつであり、それを保管するケースを作るのですから!!



2005/10/28

製作開始

トリマービットケースの製作で最後まで悩んだのは材料を何にするかでした。 銘木と呼ばれるような高級木材を使うことは考えませんでしたが、5mmの厚みの市販されている木材はかなり限られます。 ここでは兎に角格好良く作りたかったので合板は最初から除外していました。 結局の所残った材料は朴の木かアガチスしかない事が判り、たまたま棚に並んでいた物は木目が比較的揃っていることからアガチスに決めました。

但しその板材寸法に問題があり長さが600mmが上限です。 これまでの設計図どおりとすると3枚必要になりかなりの無駄が生じます。 幅については80mmでしたので若干の設計変更でそのまま使えます。  結論としては全体サイズ縮小の設計変更により600 x 80 x 10を2枚、250 x 600 x 5を1枚購入して対応する事に決めました。

 サイズを縮める方法として色々考えた末箱の奥行はいじらず幅を短くする事で対処と言うのが結論です。
 こうすると収納可能なビット数が減るのですが止むを得ません。 また高さは83mmと決めました。 側板
 の幅は80mmですが、上下に切り離して成形すると2mmは縮まりその上に天板の5mmを貼るので、
 83mmと決めた次第です。 これで側板を作る材料は殆ど無駄なく使うことになります。 ところで底板は
 溝落とし込みとし、木口が見えなくなりますので、4mm厚シナ合板を使いました。 構造的には3mm浮か
 して上げ底式の固定方法になります。 これらけちけち作戦の結果として木材料の購入金額は\2,500
 で済んでいます。 最終寸法図は左の図をクリックしてご覧ください。

製作の過程については次の一連の写真をご覧頂いた方が判りやすいと思います。 細かな事ですが手順を変えてしまうと出来栄えにかなり影響する部分がありますのでご注意ください。

長さ600mmの板に340mm243mmの間隔でV溝3本を切削します。 上の板の線は裏側のガイドの位置を表しておりトリマーの台座と中心の距離分45mmずらしています。

最初は底板落とし込みの溝彫りで底から50mmの位置にガイド板をクランプで供締めしました。 4mmのストレートビットを使うため、底板は3mm浮き上がる事になります。

4mmのストレートビットは突出量が5mmとなるよう予め端材にてテストしておきます。

溝の彫り終わった2枚の側板です。

溝を彫った面(内側になります。)mini-Shopでも販売開始したハンドサンダーに#400ペーパーを取付け仕上研磨します。 後からだと研磨しにくくなったり隅は研磨不能になるので、この段階で必ずやった方が良いです。

次にV溝の中心位置3箇所(外側)にマスキングテープを貼ります。 上の板は内側の面です。

ガイド板を予め引いた線に正確に当てて材料と工作台をクランプで供締めしV溝切削の準備完了。 こんな時にはバクマ製のワンタッチクランプは作業性がすこぶる良いです。

V溝切削が終った所ですが、10mmの深さを一気に彫るのは難しいので3回切削しています。 この時ガイド板にぴったり接触させる事とトリマー台座が浮き上がらないようにしないと正確に彫れません。

V溝を切削し終わった2枚の側板。 バリが結構出ますので、ヤスリでそれらのバリを削る必要があります。 私は替刃式のM-20GPを使いました。

V溝部分のアップ。 切削速度が遅かったのでこのように摩擦熱での焦げ目が付いていますが、この面は接着後見えなくなります。

底板を一枚の側板に挟み込みました。 このL字状の角が90度よりも大きかったらアウト!! 先に進む事は出来ません。

底板の落としこみ部分の具合はこんな感じです。

もう一枚の側板を挟み込みました。 完璧な加工であり全く問題はありません。

内側の隅はこんな具合です。 全く隙間がなくぴったりと収まっているのが判るでしょう。

接着剤を塗って一気に組み上げです。 2組のL字型の連結部分はこのようにマスキングテープで隙間やずれが出ないよう固定します。 それ以外の圧着保持はしていません。

貼り合せた後の底の部分です。 若干の(3mm)上げ底式構造が判ると思います。

上げ底部分のアップ。 角の45度突き合わせ接合もうまくいっています。

接着剤が硬化するまで3時間寝かせます。 マスキングテープ以外の圧着保持はしていません。

マスキングテープを剥がしました。 この時もゆっくり剥がさないとアガチス表面がテープにくっ付いて剥がれる事があるので注意が必要です。 各作業を何度も確認しながら慎重に進めたため、ここまでで1日掛ってしまいました。 材料が高価ですので失敗が許されない為です。  単なる箱として使うのであれば、外回りの仕上研磨をすればこれで完成です。




2005/11/04

製作の続き

完成した箱に天板を貼り付けます。 この際天板は意識的に箱の外形寸法よりも少し大きめに切断します。1.0-1.5mm)

当然はみ出ますがそれは後の工程で修正しますがその理由は2週間前にお話したとおりです。  天板の貼り付けにはハタ金を使い圧着保持しました。 クランプではデリケートな締め具合の調整がしにくいのでハタ金がこの際は最も適した圧着保持用具です。

接着剤が硬化したら蓋の切り離し線を外周に引きます。 今回は天板下から35mmの所に線を引き、その外側を切断する事にしました。 設計時点ではこの切断とその後の成形により2mm目減りするとして計算しています。 使用したノコギリは翔250でしたので切り幅は0.7mmありますので最大で1.3mm左右にブレてもOKということになりますが、片手での切断で兎に角ぶれやすいため慎重に切り進む必要があります。 翔265を使うのでしたら、目減りの量を3mm近く取った方が良いでしょう。

また切り回して行く際角の部分は僅かに切り残しを作り、最後にそれらを切る方が安全性が高いです。 というのは角を完全に切り落としてしまうと最後の面の切断中に割れてバラバラになる可能性がかなりあるからです。 この辺りの方法は後ほど図で解説します。

どんなに慎重に切っても多分切り口はかなり凸凹になるでしょうが、予めその成形による目減りを見込んでいますので、カンナとヤスリ(ここではハンドサンダーに#240を取付けて作業しました。)で完全にフラットになるよう切削研磨します。

最初に箱を作っておき蓋の部分を切り離すやり方は一見面倒そうに見えますが、完成後の蓋と箱のサイズは間違いなく同じになり、木目も揃いますから切り離しの作業のコツさえ飲み込めば、格段に見栄えの良いものになります。

うまく切り離しが出来そうに無ければ、目減り量を減らしておき成形で大きく削り取っても大丈夫になるようにすればよいでしょう。  それも自信が無いというのであれば最後の手は蓋の部分は平板としてしまう手もあります。

さあ百聞は一見にしかず! 以下の写真と解説でその辺りを把握してください。

先週の写真とかなり色が違っていますが、先週は電灯光下で撮影、今週は雨模様の窓際での作業で色温度がめちゃめちゃ違い補正しきれない為ですのでご了解ください。

天板を木工ボンドで貼り付けました。 圧着保持にはハタ金を使いましたが、デリケートな作品には締め付けの微妙なコントロールのできるハタ金が最適です。

3時間放置し天板は完全に接着されました。

天板の周りはこのように僅かに出っ張りがありますが、これは意識的にしており後ほど面一になるよう成形します。 逆に天板が引っ込むのは具合が悪いです。

天板下から35mmの所にぐるりと線を引きました。 この線に沿って外側を切断して行きます。

翔250を使って切断開始。 片手切断になりますので特に慎重に! 目は真上でやや前側に置き、2面の線を同時に見るようにします。

角の部分を完全に切り落とさず僅かに残しておいた方が良い。 そのコツは後ほどまとめて図でご覧にいれます。

この辺りまで切り進んだらかなり楽になります。

さあ端の角の部分に差し掛かりました。 この後の切断手順は次の図をよくご覧下さい。

こんな位置まで切り込んだら角を僅かに残すために、こんな切り方をします。 慣れないとやりにくいものですが、完全に切り落とすと最後にトラブルの原因になります。

左の図をクリックした3番目の部分の作業の様子。 箱の中が見えないので若干不安があるかも知れません。

こちらは上の図の最後の作業過程に入っています。 以上の事を3箇所それぞれでやって行けば、途中で箱が割れてバラバラになる事を防止できます。

そして最後に4箇所の角の切り残し部分を切断し、無事2つに切り離しました。 やれやれ!といったところです。

切断は慎重にしたつもりですがそれでもこんな具合でかなり切り口は汚いです。

そこでカンナとハンドサンダーに#240ペーパーを付けて成形しご覧のとおりとなりました。

切断面を成形し終わり、重ね合わせた蓋と本体。  以上の方法で製作した場合には、蓋と箱のサイズ、更に木目がぴったり揃いますので、外観的に最高の出来栄えとなります。



次の作業は蓋の縁の加工ですが、ここでも電動トリマーが使えると作業性が大変よく、見栄えの良いものが容易に実現できます。  今回のケースは格好良く作ろうとは思いながらも、トリマービットのケースの実用性を優先し単純な段付き45度カットを考えています。 

これは枠を作るのに使ったV溝ビットでやるのですが、コロが無いのでガイド板に沿って加工する必要があります。 そしてそのガイド板は端から何ミリと決めねばなりませんが、天板の周りは出っ張っていて位置的にはあやふやな端になっているので、まず天板横の出っ張りを削り落とす作業から始めねばなりません。

 それに使用するトリマービットとしてMB-12.7Gという型番で、「コロ付きカサ付き目地払い」とい
 うものがあります。 日本語での表現は何とも理解し難いですが、英語ではFlash Bit (フラッシュ
 ビット: 意訳すると面一にするビット)
で、この方が判りやすいです。(左の写真)

 天板は少し大きめに切断して貼り付けましたが、このビットを使うと飛び出た部分を箱の側板と同じ
 面まで正確に削りこんでくれます。  構造的にはストレートビットの先にコロ(ベアリング)を取付
 け、刃先とベアリングの高さが同一になっています。 このために技術、手加減、コツなど全く無し
 に面一加工ができます。  MB-12.7Gの場合15mm厚までの板に対応できますので、高精度の
 突き合わせ加工が簡単に実現できるこのビットはお奨めの1本です。

その辺りも含めた天板の縁の加工の様子は次の写真でご覧下さい。

コロ付きカサ付き目地払いビットによるフラッシュ加工。 ストレートビットの刃先がコロの面と同一なので簡単に面一加工が出来ます。

そのコロ付きカサ付き目地払いビットの刃先出具合の調整。 基本は板厚よりもほんの少し長めにします。 ここでは板厚が5mmですので6mmとしました。

途中まで削って削った所(赤矢印の面)と未だ削っていない部分のクローズアップです。 見事に面一になっています。

周りを削り終った蓋。 加工所要時間約2分! これをカンナやヤスリで削ったら時間が掛るのと同時に削り込みすぎないよう加工するのは大変です。

1mmの段差を付けて板の貼り合せ部分を切削後の角とするには、13.5 - 4 = 9.5mmだけビットの中心が側板面から離す必要があります。

電動トリマーに取付けたV溝ビットの調整。 ご覧のようにビットの垂直な刃の部分が1mm出るよう調整します。

天板端から35.5mmの位置にガイド板をクランプで固定しました。 トリマー台座の端と中心間は45mmなので、45 - 35.5 = 9.5mmとビットの位置は計算どおりとなります。

切削後の角真横からのクローズアップ。 左上の図の通りに切削されているのが判ると思います。

右上の写真共々ご覧下さい。 板の貼り合せ部分に切削した角が来ている為、貼り合せたようには見えなくなっています。

私には相応しくない表現ですが、成形後のフォルムはシャープで気品のある雰囲気?!が出てきました。

これで箱部分の加工組み立ては総て終了です。 この後内部にビットを立てる部分の細工を施し塗装前の仕上研磨へと最終工程に進みます。 塗装が完了したらそれこそ素敵な感じになると思います。



2005/12/16

製作の続き その2

 ソーガイド・手引きノコギリ法の製作などでほぼ1ヶ月にしてしまいましたが、早く完成させないと
 どんどん増えるトリマービットの保管がますます問題ですので、残りの組み立て作業を開始しまし
 た。  設計時点ではホルダー部分の組み立て構造をどうするかはっきりしていませんでしたが、
 左の図のような構造とすることにして部材加工に入っています。

図中右側の2つは4mm合板をL字型に貼り合せて裏に12mm合板を裏打ちとします。 また一番左側のホルダーは12mm合板をカンナで削って作る事に決めました。  カンナでの成形は結構時間が掛りますが、これよりも要領の良い作り方はないと思われます。

それぞれのホルダーにはトリマービットの軸を差し込む穴をあけますがより若干大きくしたいので、穴あけ後にヤスリで削って6.1-6.2φとしています。 これらの加工の殆どは現物合せですので、特に寸法などは記入してありませんが、設計時の寸法が前提にはなっています。

ホルダー部分と箱本体は別な色にしたかったので、ホルダーを固定する前に塗装を済ませました。 油性ウレタンニス エボニー色を本体に、ホルダー部分は同じく油性ウレタンニスのマホガニー色を使い、それぞれ3回塗りしたのち最後に艶消しニスを1回塗りました。 前者の色は所謂こげ茶色ですが本体のアガチスはかなり赤味があるので塗った後はチョコレート色のようになるはずです。 後者は暗赤色で塗る部分は白っぽいシナ合板ですから、そのまま暗赤色になると思います。

ここのところ水性ウレタンニスを使う機会が多かったため久し振りの油性ニスの使用でした。 合計4回塗りのため気温が低い事もあって丸3日間かかり「えらく時間がかかるなー!」という印象と、寒い為に殆ど締め切りの室内での塗装だったため溶剤の刺激臭が改めて気になりました。 完成後には優劣がつけにくくなった高性能の水性ウレタン塗料のありがたみを感じた次第です。

これにてトリマービット収納ケースも完成ですが2通りの格好良い箱を作る方法、標準的な構造、作業手順として他のテーマにも利用していただければと思います。

トリマービット立ての製作開始。 BCを先ず貼り合せます。 Bの端は45度に削られ、Cより突出しています。

Aの端も45度にカンナで削りました。

Dも現物合せでカンナでこのように削りますが、削る量が多いのでこれは結構大変でした。

その後でBDの表面がわにビットを挿し込む穴を直径6mm、深さ10mmであけました。 深さコントロールが容易に可能な電動ドリルアタッチメントが活躍する場です。

穴のあけ終わったBD。 穴の内部をヤスリで少し削り容易にビットを挿しこめるようにしておきます。

そしてBAを接着します。

接着が終ったら底板に接触する部分を現物合せでカンナで削り落とします。

確認の為箱の内部に嵌め込んでみましたが、まだ接着はしません。

使用した塗料。 油性ウレタン着色ニスで、オーク色(こげ茶色)とマホガニー色(暗赤色)を選んでいます。

1回目の塗装後。 薄め液を20%加えているため1回目はこの程度にしか濃度が上がりません。 蛍光灯下で撮影したせいかやけにマホガニー色の赤が強く見えます。

塗装2回目。 右上と違い箱本体は左右の位置が変わり上下も反対です。 アガチス面(右)は光の具合でアガチス独特の反射で明るく見えますが、左のシナ合板底面は濃度が上がりました。 ビットホルダーは片面塗装なので3回塗っていますが、あまり濃度が上がっていません。

箱の塗装は3回目後、ビットホルダーは4回目後で、これなら良いだろうとの濃度になりました。 ビットホルダーは相変わらず見た目よりも写真では赤味が強く出ています。


 以下の写真は自然光で撮影していますので、見た目の感じにより近くなっていると思います。


塗装が乾燥後ビットホルダーをエポキシ接着剤で貼り付けた上、蝶番、たすき、ドイツ錠を取り付けて完成しました。 蝶番の固定位置の調整とクリヤーパンポンの使用により、上下の合わせ目には約2mmの隙間を敢えて設け内部に湿気がこもるのを防いでいます。

トップ面の艶の様子を見るため逆光で撮影。 上品な7分艶といった感jです。

蓋を開けたところ。 たすきを使いましたので、開口角度はこれがほぼ最大になっています。

たすき部分のアップです。

左に見えるのはドイツ錠で、右の角にはクリヤーパンポンが貼ってありこのために約2mmの隙間が蓋を閉めても生じます。

アガチスの塗装面のアップ。 きめ細かくて大変美しい質感です。 右端は半艶により白っぽく見えます。

 早速トリマービットを収めてみました。 私の所有品以外に現在テスト中のものも加えたところご覧のように満杯になって
 しまいました。

電動トリマービットは高価なものですし刃物ですから互いにかちゃかちゃぶつかるような保管は刃を痛めてしまいます。 大切に保管するにはこういった電動トリマーで作る箱が簡単に出来てしまう為、是非ともお奨めします。
----- 完 -----


 
  
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