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本題の前にソーガイドを使った手引き切断法の補足。 切り落とされる部分がこのような位置に来るようにするのが最も作業しやすいようです。
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ARDENIの90度V溝ビット。 mini-Shopで販売しており価格は\3,780.-、高価ですがこれを使えば簡単に45度接合が実現できます。
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切削前のビット先端の出具合の調整。 切削する板をトリマー台座に当てて、ビットの先端が板厚よりほんの少し引っ込むよう調整します。 この目的にはラックピニオン機構付きのトリマーがやり易い。
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クランプでしっかり固定したガイド板に沿わせて切削開始。 この写真は一旦切削を止めて撮影しました。 そうでないと切削屑が舞い上がって写真になりませんので?!
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試しに切断してみた12mm厚のMDF。 合板より切削面が理解しやすいのでMDF]を使いましたが、本番の箱の場合にはシナ合板かムクの板を使います。
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切削線の反対側にはマスキングテープが予め貼ってありますので、折り曲げて角度を確認しました。 このとおりぴったり90度になっています。
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調整が終りましたので幅60mmに切断したMDFでテストサンプルを製作します。 これは切削線の裏にマスキングテープを貼った所です。
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切削が終了した板。 V溝の中心と右側の線(ここにガイド板を固定しました。)の間隔はトリマーの中心と台座の外周までの距離(45mm)になっています。
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X印がトリマーで加工した板で○印はソーガイドと手引きノコギリで切断した板です。 比較する為先週紹介したまだ不完全なサンプルも一番奥に置きました。
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手引きノコギリで切断した板をマスキングテープで繋ぎました。 ご覧のように皮一枚繋がっているトリマーで溝を切削したタイプは折り曲がりません。
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両タイプのV溝に木工ボンドを塗りつけます。 先週より少ないもののこれでも量は多すぎます。
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折り曲げてゴムバンドで軽く圧着保持しました。 このまま2時間放置します。
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最終手引き加工のサンプル(上)と電動トリマー加工によるサンプル(下)の角の出来具合。 ○×が付いていなかったら、どちらかの判別は不可能なくらいうまく接合できています。
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先週紹介した切断角度の微調整をする前のサンプル。 曲尺を当てた上のほうに隙間が出ており、これでは使い物になりません。
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こちらはソーガイドの微調整に2時間掛けてから切断し貼り合わせたサンプル。 曲尺を当てても隙間が発生することなく完璧です。
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そしてこちらは電動トリマーでV溝切削したサンプル。 無論こちらも完璧で短時間でここまでの加工が出来ますが、道具にお金が掛るのが玉に瑕!?
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3枚のサンプルを重ねてクランプで固定し角度の状態を比較しました。 もう一度繰り返しますが、電動トリマーを使ってもソーガイドと手引きノコギリで加工しても結果は全く同じです。 違いは手間隙が掛る?掛らない? そして道具にお金が掛る?掛らない? です。
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以上は基本加工法の解説です。 具体的な製作例として、ソーガイドと手引きノコギリによる製作例はこちらに、
電動トリマーによる製作例はこちらで紹介していますので続いてご覧下さい。
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