2007/10/01
構想
新製品の高性能LED(日亜のNSPWR70BS)の性能を生かせる応用例として考えている一連のテーマのひとつです。 その最も大事な点は広角の照射角にあります。 LEDの照射角は中心の照度に対し明るさが半分になる角度で表されますが、このLEDはその値が何と105度もあります。 105度という値はカメラレンズでいうと24mm広角レンズの画角に近しくかなりのものです。 (市販されているLEDリングライトの一例)
これまでにメーカー製でLEDリングライトという名称の接写用の照明器具がちらほ
らと販売されていましたが、本格的なものは殆どなかったように思われます。
どちらかというと照射角度が狭く、撮影距離も40cm程度までの物が多く、適切な
表現とは言えないかもしれませんが安直タイプが大半のように思えます。 その割
には結構高い価格設定です。
私が目に留めたLEDは発売間もない製品で広角照射に優れ、光量が大変大きい
ながら(7ルーメン)その割に駆動電流が少なくて済む(30mA)という特徴がありま
す。 正にリングライト用に適した仕様と考えたわけです。
このLEDを12本使い照射距離を仮に50cmとすると、300ルクスを超える照度が得
られます。 これはISO100の感度でF5.6としたときほぼ1/2秒のシャッターの露
出に相当します。 撮影距離を更に25cmとすると照度は4倍になりますからF11で
1/2秒です。 これなら中途半端なものにはならないだろう?という期待を持ち、
構想をまとめつつあります。
大まかな仕様としては12本のLEDを使い6本を直列に繋いでそれを2組24Vの直流電源で駆動しま
す。 その24Vの直流電圧ははDC-DCコンバーターを使い安定化し発光強度を一定にしながら、
入力電圧に幅(4.5-9.0V)を持たせられるようにします。(そうするとアルカリ乾電池、エネループ、
DCアダプターなど複数の電源に対応可能となる。) また光量の切換はLEDのドライブ本数の変
更(2段ないし3段切換え)で考えます。 駆動電流を下げて光量を下げる手もあるのですが、その
場合LEDの発光色調の変化が起きてしまう為具合が悪いからです。
現在のところ以上のような構想でいますが、LED電気スタンド、LED非常ライトと同じLEDを使いなが
らそれぞれで違う駆動方法を取っています。 それは使用目的の違いから最適化を図ろうとしているものです。 尚このテーマの製作もLED電気スタンドが完成した後になります。 うまく完成すればこのサイトに掲載される写真撮影にも大活躍しそうです。
----- つづく -----
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