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サクラ材は大正時代に建てられたと思われる広島県の旧家の廊下の床板で、隠し釘で合わせてある為工具を傷めないよう慎重に切断し18mmの厚さに揃えたそうです。
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完成したスピーカーを俯瞰してみたところ。
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使用ユニットはFostexのOEM品と思われる口径13cmダブルコーンのC130K16で、最低共振周波数が80Hzですが、購入価格\2,500とリーズナブルなものです。
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スピーカーユニットを箱に取り付けた様子。 私と同じような吸音材(粗毛フェルト)の貼り方をしています。
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エルボ管を使ったバスレフポートの開口部分(裏板)で写真から見た直線部の長さは10cm位ですから、ポートのチューニングは55Hz近辺になっていると思われます。
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裏板は全面が外せるようになっていますがこれも問題なし。 隙間が発生する心配があればチューニングが終わったら完全に接着してしまえばよいでしょう。
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試聴風景で後ろに見えるのは米国シャヒニアンアコースティック社のオベリスクという音場重視のスピーカーですが、
それに負けないくらいの再生が出来ている。 とのコメントがありました。 この他にもアルテックの10cmユニットを使っ
たTQWTを仕事場で使っているそうですが、そちらはTQWTの項で紹介しています。
ロックからジャズそしてクラシックも大好きと大変広範囲な音楽を楽しんでおられるようですから、スピーカーには固有の
癖のない帯域バランスの取れたものでないと対応できませんが、今回の設計は細身小口径から来る定位感のよさと、
少し低めのポートチューニングにスピーカーユニットの特性が合っていたものと想像します。 |
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