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以下の10枚の写真とその説明は、2004年1月16日に掲載した『ノコギリ選びとマスター法』の中に使われているもので、
ノコギリで精度の良い切断をする方法です。 これらをご覧になって判るように切断する材料の保持は片足を使っていま
すが、切断に慣れてしまえばこの方法で特に問題はありませんし片手切断より遥かに切断精度を出しやすいです。
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私が使っている高さ42cmの2台の工作台で、タテヨコが近しい物はこのような並べ方で使い、
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長い材料の切断などではこのように並び替えて使います。
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常に切断点の真上から見下ろすのが原則です。 肩の力を抜き、腕はノコギリが正しく前後に往復することに専念します。
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ノコギリの傾きはこの程度が適当。 切り離される部分が台の上に残るので、切り終わり部分に欠けや割れが出ません。
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以上を心がければこのような精度の高い切断が可能。 鉛筆の線に対し0.2mm位の誤差に収まっており、カンナで容易に切り幅の修正できます。 (使用ノコは翔250)
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板厚18mmに対して0.2mm位傾いていますが、カンナで簡単に直角度を修正できる範囲に収まっています。
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こちらは角棒を直角に切る方法で2面に線を引き両方の線が見えるよう目の位置は真上から少し前方に移動します。
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目の位置を保ちながら最初の切込みを爪に沿わせながら入れます。
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目の位置を保ち常に両方の線を見ながら切って行きます。 切り落とす部分がもう一つの台に乗っている点に注目。
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2つの線に完全に沿って切れていることが判ります。 このように作業が出来るコツは正しい姿勢しかありません。
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それに対して次の2枚の写真は上の3番目、4番目、9番目に置き換わるもので、材料の固定にクランプ(商品名ではバク
マクランプと呼ばれるワンタッチで締めつけが完了し、特に柔らかい材料でない限り傷防止の当て板不要の作業性の良
いもの)に置き換えられている。
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長物の切断には作業台を長手方向に繋げ、また長方形から正方形に近くなると、作業台は連結ではなく並べてやり、バクマクランプで材料の両側を作業台に固定します。(写真ではクランプを2本使っているが更に2本使うと完璧!) 何れの場合もノコギリはその間を通します。 この方法ですと作業者は最も楽で直線切断と垂直切断を最もしやすい姿勢が取れます。 そして初心者のみならず上級者でも、ここぞ!!という場合には有効な切断方法です。
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ソーガイドを使った切断においても同様で、材料は単独でまたは切断ガイド板と共にクランプで作業台に固定します。 この場合左手はソーガイドが動かないよう押さえつけることになり片手切断となりますが、そのことが切断精度の低下には繋がりません。
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