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垂直に穴をあける方法
2005/02/11

垂直に穴をあける方法

これまで読者の方から電動ドリルで垂直に穴をあける方法を教えてもらえまいか?とのお便りを随分頂いている。  無論ボール盤を使うのは論外であり、市販されているドリルスタンドの類も高すぎて好ましくない!という条件付で私も同感だ!(それらの物は無論所有していない。

そして私がお教えするる垂直に穴をあける方法というのは、決まって実用上ほぼ問題ないとしながら次のような方法をお話してきた。

ここに写っているのは私だが、電動ドリルをこのように持ち左右の直角の具合を見て調節する。(空色でしるした直角部分。)

そして助手にこの方向から見てもらい空色で示した直角が出ているかどうか指示してもらいOKとなったら穴をあける。 という具合だ!

正直言ってこの答えに対しポジティブな返事はこれまでなく、下手をすると馬鹿にされたような思いをされているかもしれないのだが、私自身家内に助手を勤めてもらいながらこれまでこの方法でやってきて、完璧な方法とはいえないものの実用上支障がなく致命的な問題発生はなかった。

但し助手がいないとどうにもならないのでその内に何とかしなければと思い、ローコストにドリルスタンドを作る構想を最近まとめかけているのだが、その事をメルマガに載せたところ、読者の方から実に旨い方法を寄せていただいたので、ここでご紹介しようと思う次第だ。

その読者の方は埼玉県朝霞市にお住まいの馬見塚様数百円で実現できるソリューションである。 何はともあれ以下の写真を送っていただいたのでご覧頂きたい。

垂直出しには小型の円盤状水準器を購入する。(数百円) このタイプの水準器は気泡が中心にくれば置いた面が水平となる。 使用する電動ドリルは定番のFDD-1000

電動ドリルを垂直に立てたときにお尻が水平になるように削ってやる。 水平の確認には購入した水準器を使えばよい。 この作業は15分程で終わってしまうそうだ。

水準器を貼り付け終わり準備完了の状態! 私がお奨めしている多目的置き台を工作台として使っておられる。

そして穴をあけるときにはこのように電動ドリルを握り、水準器の気泡が中心にきたら穴あけ開始という次第。

このようにして馬見塚様が作られた折畳式テーブル。 実はこの作品には回転軸が6ヶ所もあり、それぞれの回転軸間が平行でないとギクシャクして使い物にならなくなる。 馬見塚様によれば充分な精度で作業が出来たとの事で、私もそれは納得できる。

実に明快なコロンブスの卵的な方法で卓抜なアイデアだと感心するしかないが、ひとつだけ制限がある。 水平に置かれた材料でないと垂直には穴があけられないのだが、 実際には殆どの場合そのような状態で穴あけをすると思うので問題はないだろう。

実はその昔天体観測に狂っていた私はこれと同じ方法で天体望遠鏡の据え付けをやっていた。 極軸と呼ばれる回転軸を正しく北極に向くよう調整するには(角度で5分以内)暗くなってから星を使ってやるのだが、明るいうちにコンパスと水準器を使い角度で1度以内の誤差に追い込めていたので最終調整も早かった。

従ってとうの昔にこの方法に気がついていても良さそうなもので、馬見塚様にしてやられた!!という感じはぬぐえない。 
しかし私の方法が常にベストと自負しているわけでもないし、どちらかというと一歩進んだ日曜大工への言い出しっぺであり、最終的にはこのサイトは読者の方全面参加のサイトにしたいとも思っているので、このような提案は大いに賛成であり嬉しい。 
馬見塚様には最大の敬意を持ってご紹介した次第である。


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