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車で容易に運べるよう、購入したホームセンターで700mmに切断してもらった2 x 6材 4本。 これは2台分です。
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最初の作業は天板固定のネジを緩めてやる作業で、私の使っている食いつきビット(AACD-2065)は緩める時にも喰い付きがよく好都合。
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若しもネジ頭が滑って緩めるのが困難な場合にはこの魔法の液体(ネジ滑り止め液)を塗ってやれば緩め易くなります。 更に滑る場合にはビスブレーカードライバーの使用も? どちらもまさかの時に便利な道具です。
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天板を剥がし終わった2台の作業台(多目的置き台)。 これから改良版作業台に変貌するための加工開始です。
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8φの木工ドリルで深さ16mmの穴をあけました。 穴の位置は下のほうで使っているネジにぶつからないよう注意して決めます。(ネジにぶつかったら木工ドリルはお釈迦に!)
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ちょっと見難いかもしれませんが、手前の方の板が被る位置の穴7ヶ所にマーキングポンチを挿入しました。
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それに700mmの板をそっと載せて端が50mm飛び出すように、右側は面一になるように調整して上からぐっと押さえつければ、マーキングポンチの突起で穴あけ位置の印が付きます。
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そこに再び8φ木工ドリルで深さ16mmの穴をあけます。 あけ終わった穴の中に残っている切り屑を取り除いておきます。
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いよいよ接着。 台の方の穴に木工ボンドを垂らしこみそこへ8φ木ダボを挿し込み玄翁で底当たりするまで叩きます。
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接着部分と木ダボの頭に木工ボンドを塗ってやります。 少し多目ですがはみ出したら濡れ雑巾で拭き取れば宜しい。
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そして天板の穴に木ダボが入り込むよう上に載せて当て板をした上で玄翁で十分に叩き込みます。 同じように反対側の天板も貼り付けて上で、曲尺で2枚の天板上面が1直線になるよう調節します。
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組み上がった改良版作業台。 このまま3時間程寝かせますが、7本の木ダボを使うと木ダボと穴の位置の僅かなずれできつくなりますので、玄翁で叩き込むだけで圧着保持はまず必要ないでしょう。
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最後の作業の脚の切断にはソーガイドを使いましたが、左端のようにL型の接合した角からの切り出しは切断精度が落ち易く駄目です。 2番目のようにL型の端から切り出し、L型を構成する片方の板が切り落とされ残りの一枚に10数ミリ切り込んだ後に(3番目)、台を90度回して切り進み(4番目)、切り落とすことで切断精度は容易に良くなります。(5番目)
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完成した改良版作業台。 天板だけの交換で済ましましたのでご覧のように色違いがはなはだしく、格好良くはありませんが、撓みが完全になくなり頑丈さ抜群で実用性がぐんと高まりました。
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改善前と異なり150mmバクマクランプでも110mm近くまでの物を固定できます。 また中央の隙間にもバクマクランプの先が容易に挿し込めここでも作業性がアップしています。
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意識していませんでしたが、中央の隙間が大きくなったので、25mm以上の円柱、パイプをがっちりと受けられるようになりました。 もっと細いばあには細い棒を中央隙間に入れればよいでしょう。
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多目的置き台を作業台に使おうと考えられる方は、最初からここで解説した仕様で作られることをお奨めします。 材料費アップや製作の手間アップは僅かでありながらCopyright (C) 2001-2019, Vic Ohashi All rights reserved.