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       家内と次女?のデミちゃんと共に
 私は神奈川県に在住する元サラリーマンです。  ホームページのタイトルをVIC's D.I.Y.
 としていますが、次のようないきさつがあります。 仕事で海外滞在中に現地の方と日本
 文化の話になり私が、「漢字という文字はアルファベットにはないそれ自身が意味を持っ
 ている。」とその具体例を説明しているうちに「それじゃOHASHIというのはどういう意味
 か?」 と尋ねられ、「BIG BRIDGE」と答えて大笑い!!

 更に日本のタイヤメーカーのBridge Stoneという社名は創業者の本名石橋から来てい
 ることなどを説明したところこれは面白いと話が盛り上がりましたが、「あなたのファース
 トネームはどういう意味か?」と訊かれました。 という字の持つ意味を説明するのは
 難しいため私はとっさに、克人勝人に置き換え、VICTORという意味だと答えました。
 そうしましたら、カツヒトというファーストネームは彼らに取り読みにくかったこともあって、
 「それじゃ今後はVICと呼ぶことにしよう。 そのほうが呼びやすくていい!」とその後私
 のニックネームになり、仲間内でも継続して使われています。

さて余談は別として元々自作することは趣味のひとつでしたが、日曜大工に本格的に入り出したのは家庭を持ってからです。
特に1976年に家を建てた時、[金がない]、[売っていない]、の二つの理由で家具自作を思い立ち部屋の床を補強してもらい、そこに家具を作り出したのが手始めです。
書斎コーナー、リビングルーム収納家具、家事コーナー、横長レコードケース、子供用ベッド、バックヤードの屋根等多数ありましたが、今振り返ると不充分な事前検討、不完全な設計図面、部材の入手困難、そしてなによりもノウハウ不足で、かなり怪しげなものも多かったのが事実で、途中で挫折し製作を中止してしまったものもいくつかありました。

その後仕事でアメリカに8年間滞在しました。アメリカのD.I.Y.の環境はかなり進んでいますが、それを端的に言い表せる話があります。   殆どの家にガレージがありますが、我々日本人にとっては『車庫』があるな!で終わりです。  しかし彼らにとってのガレージとは、[車の修理・点検が出来る所] であり、当然ながら一通りの工具がそろっています。 

すごい例では、2台の車のうち1台をアプローチに駐車してその空いた所へ旋盤、ボール盤、フライス盤、テーブルソーまで持っている人すらいました。 日本文化や日本建築に興味のある私の友人は、なんと障子や襖まで作っていましたがある時、『Vic ! ドーヅキサイコウ』と私に言うのです。 しかし私は早とちりし『胴突?』彼は何か拳法でもやっているのかな?と思ったら実は『胴付ノコギリ』の事であり、 『胴付ノコギリは最高の工具のひとつで、これを入手できたので障子・襖がうまく出来た。』 と言いたかったことが判り大笑いになりましたが、同時に日本の伝統的木工技術のすばらしさを再認識しました。

これらD.I.Y.の強烈な洗礼を受け様々な情報やアイデアを得たことが、大掛かりな家のリフォームに続く、造り付け家具自作構想をまとめるのに役立ちました。  1986年にIBM互換機のパソコンを使い始めた私は、後にインターネットが急速に普及し始めた時、早くホームページを持ちたいと思いながらも最優先する課題は大型家具の自作であった為に、4年がかりで大プロジェクトの目途がつき現役から退いた機会を捕らえ2001年10月にやっとHome Pageの開設にこぎつけ、私の体験を通じて得たアイデアなどをご披露できるに至りました。

ここで触れている方法論は趣味の観点と言うよりも実益・実用性を主眼としています。 そのポイントは、「高価で設置場所に困る道具・工具は使わない!」「屋内作業が主ながら専用の工作室を必要としない!」「高度で難易度の高いプロの技術を必要としない!」で構成されています。 別な言葉でいえばより多くの方に実現可能な無い無いずくしの手法と言えます。 

そして日曜大工のメインの目的は、「狭い居住空間を有効利用するために収納家具を自作する!」点にあります。 無論それらの結果はプロがやった仕事には遠く及びませんが、出て行く費用は大まかに言えば家具特注に比較すると1/5-1/10で済んでしまうという大きなメリットが得られます。 勿論それらが完成後は自分で使うわけですから納得行くまでサイズの調整やレイアウトを作業途上でも変更可能ですし、後で大幅改造も自分で作った場合には構造を知っているのどこをどうすればよいかもすぐ判ります。

というわけで、日曜大工応援の情報・アイデアを色々な切り口から解説していますので、叩き台、登竜門としてご利用いただければこれに勝る喜びはありません。  最後に様々なアドバイス・支援をして頂いたM建材店のご主人・奥様・出入りの大工さんと職人さん、T金物の皆さん、T板金の親方、友人のTさん、I さん、mini-Shopを全面支援して頂いているメーカーさん、問屋さん、そして最大の理解者であり協力者である私の家内、全員に感謝しています。


2006年6月 Vic Ohashi

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