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実働テストのため試作した古新聞ストッカーの全景です。
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袋の上まで詰め込んで使うことはないとの家内のコメントで、最終的には袋の上端が10cm程度はみ出るようにしました。
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古新聞が詰まった袋を抜く操作の説明写真です。
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底に取り付けられた折れ曲がり防止のスライド板を手前に引きます。
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スライド板を脚で踏みつけると、ストッカー本体は二つに割れて開きますので、簡単に袋が抜けます。
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真上から見たストッカー。 底に横に見える細い筋が底板を蝶番で繋いだ部分です。 田の字型に配した板は紐掛けを容易にする仕掛けで、詳しくは電話台の製作のときに説明します。
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底の部分。 ちょっと長めの80mmの蝶番2枚を使っています。 また高さ50mmのプラスチック製の車輪を4個使いました。
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スライド板の動作を説明します。 現在閉じた状態で、底板2枚はスライド板で押さえられて曲がりません。
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スライド板を手前いっぱいに引いた所で、ニッケルダボがストッパーとなります。 そしてこの状態ではスライド板は左の底板からは外れます。
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このため左の部分はこのように折れ曲がるという按配です。
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結果としては考えすぎの構造と言うより自画自賛ながらコロンブスの卵に近い構造だった!と言えるのではないかと考えています。
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まず集成材作りから? 天板貼り合わせですがごらんの通りクランプを多用しています。
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こちらは側板を繋ごうとしている所。 マーキングポンチが見えますが、6φの木ダボを使っています。 また繋ぎ目は軽く面取りして意識的に溝が出来るようにしています。
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圧着には自作大型クランプを使用。 見えなくなるので写真では取り除いていますが、実際にはくの字型に折り曲がるのを防ぐためこの上に板を敷いて重しを載せました。
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6時間経って接着剤完全硬化後。 繋ぎ目の僅かな段差は電動サンダーに#100ペーパーを付けて落としました。 まずまずの出来栄えです。
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中段の縦仕切り3枚はこの位置に接合しますが、その前に真中の板右手奥に20φの丸穴を開けておきます。
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また真中の仕切りにはU字型の切り欠きを施しておきます。(幅35mmなので丸部分は35φフォスナービットを使った。)
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更に右端の縦仕切りの右側にはレールを上端から55mmの所に貼り付けておきます。
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以上の縦仕切り3枚を横仕切り2枚で挟み接合しました。 紐のロールはこのように装てんされます。
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そしてその前にはこのようにカバーがついてからくり部分は見えなくなります。 右の空間には引出しが入ります。
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側板の木口を丸め加工した後レールを固定しました。 白いのはコ野字型のプラスチック製レールで、ワゴンを作ったときの余りです。
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前側から固定したレールを見たところです。 木口の角はカンナとヤスリで丸めてあります。
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右側板を固定しました。 木工ボンドと隠し釘を使った最も簡単な方法です。
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左側の側板を木工ボンドで接着し完成後のイメージが判るようストッカーを中に入れてみました。 天板は乗せ
ただけでまだ接着してありません。 パソコン トラブルのため今回はここまでです。
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二つの引出しを作る材料を切り出しました。 白っぽく見えるのは3mmカラー合板で、側板連結用に使います。
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連結板と二つに分離した側板を木工ボンドで貼り付けます。 クランプを使うのがベストですが、隠し釘で固定しても良いでしょう。(この場合小さな釘穴は残ります。)
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側板に連結板を貼り終えた所です。上が外側から、下が内側から見ていることになります。
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側板を前板、後板に木工ボンド接着しますが、隠し釘(36mm)で保持します。 これは横方向から見た角です。
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前(或いは後)から見るとこのようになります。
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側板、前板、後板の接合が終わったら直角度の確認と捩じれがないよう確認調整し2時間放置します。
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その後底板をべた止めして引出しの箱組み立ては終了です。 底板止めには22mm隠し釘で保持しています。
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組み上がった二つの引出し。 底面と連結板に白いカラー合板を使っているのが判ります。 但し14mmの板は厚すぎて視覚的なバランスが良くありませんがこの場合承知の上です。
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ライティングボードは有り合わせの端材を貼り合わせて作りました。 上から5.5mm、9mm、4mmの合板貼り合わせで、これは5.5mmの合板周囲に幅の狭い9mmを枠状に貼り付けたところです。
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9mm厚合板の切れ端を中に適当に詰めて4mm合板を被せて接着しました。 持っているクランプが総動員です。
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出来上がったライティングボード。 上から5.5mm、9mm、4mmの合計18.5mmの厚みになります。 9mmが出っ張っていますが、この部分がレールに挿入されます。
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上の引出しとライティングボードをレールに収めたところ。 設計時と異なりライティングボードは5.5mm側を上にしました。
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引出し三つをレールに収めた全景です。 設計図面と比較してみてください。 この後飾り前板を現物合わせで切断し取り付けます。
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天板の周りの角、引き出し飾り前板の横の角は全てボーズ面ビットで深く削り込んだ片銀杏面に仕上ました。
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飾り前板の固定開始。 引出しの内側から2本の22mm隠し釘を打ち込み表面に木工ボンドを塗り付けました。
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飾り前板を当てながらその位置調整を念入りにして引き出しに押し付けそーっと引き出しを抜き隠し釘を打ち付けて位置が動かないようにします。
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その上でクランプで固定して2時間寝かします。 隠し釘を使うことによりクランプで締め上げる時に接着位置がずれません。
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ライティングボードはクランプで挟めないので仮釘で固定しました。 仮釘の太さは0.88φと隠し釘の太さ(1.24φ)より1段と細いため穴がより目立ちませんが、曲げずに打ち込むのが少々厄介です。
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下の引出しと同様な方法で上の引出しの飾り前板も固定しました。
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古新聞ストッカーの前カバーは幅45mmの板で枠状に木ダボで接合し側面角と内側の角全体をトリマーにて片銀杏に仕上ました。
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その裏面の内側はしゃくりビットで削りこみました。 ここに4mm厚シナ合板を嵌め込みます。
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設計図には記載されていない加工ですが、前カバーを固定する鍵穴状の加工をストッカー本体下2箇所にしました。 ここに3φトラスネジの頭が入り下に下がることにより固定されます。
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前カバー裏の上のほうにストッカー本体に引っ掛けるL型フックを合板貼り合わせで2箇所作り固定します。
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そして前カバー下2箇所には3φトラスネジを締め付けます。 ストッカー前面は若干下すぼみになっているので4mmの合板をスペーサーとして貼ってあります。
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上段の引出しを引いたところ。
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ライティングボードを引いたところ。
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そして下段の引出しを引いたところです。
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電話台の加工組み立ては完成しましたが、前カバーの中板はどうもこのままでは間抜けというか未完の感じがしま すので、釘で固定しておきここにトールペイントを施すか更なる飾り加工が容易であるようにすることにしました。
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