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70.5mm、50mm、100mm幅に切った板の直角度を確認しておく。 100mmの長さで0.5mm位の狂いであれば直角度誤差は0.3度程度になる。 私は0.2mm位(約0.1度の誤差)まで追い込んだ。
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70.5mm、50mm、100mm幅に切った板の切り口直角どの重要。 厚めの板に削る板を飛び出させて載せ、カンナを90度傾けて削ると容易に直角が出せる。 使っているカンナは翔(KK-50)で、替刃式の廉価な物だが十分目的を達成できる。
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長さが足らなかったので70.5mm幅は2枚切り出した。 カンナで幅と直角度を調整したが、ノギスで測り70.6±0.1mmに追い込んだことを確認した。 ご覧の通り垂直に立ち見たのでは寸法誤差はまず判らないと思う。
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70.5mm幅からいよいよ切り出し。 斜めに引かれた線は長さが100mmになっているはずなので確認要。 切断に使ったゼットソー8寸目も見える。
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ひとつ切り出すごとに寸法を確認。 特に斜めの線が問題でこの長さが違っていたら角度もおかしくなっているから、次に切る部材にも影響が出てしまう。 100±0.2mmに仕上がれば上出来だ。
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ゼットソー8寸目で切断した切り口。 ご覧のように大変綺麗でこのあと替刃式木工ヤスリで簡単に仕上研磨は終了する。
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切断面を替刃式木工ヤスリで仕上ている所。 NTドレッサー M-20GPの金属製ボディーはしっかりしているし独特の形状はしっかりグリップしやすく作業性が良い。
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斜めの線の切り出しできる直角部分は2回切断してできるため誤差が出やすいので、十分確認しておきたい。 この例では100mmの長さに対し0.2mm以下の誤差(角度で約0.1度)に収まっている。
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こちらも2回の斜め切り出しで出来る直角部分で、 同様に要注意だ!
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長さの相対誤差も重要だ。 ±0.5mmの誤差で切ると最大1mmの相対誤差が出る。 従って±0.3mm以下の誤差に収めたいのだ。 この例では右側の板の斜めは約0.4mm長い。(下の部分の僅かな突出で判る。)
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相対誤差が目立ちやすい並べ方の一例。 この位であれば十分合格だろう!
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同様に相対誤差の確認。 僅かに上の面で段差が出ている(0.3mm位?)のが判る。
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これも相対誤差の確認例だがほぼ完璧と言ってよい。
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こちらも問題なし。
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ということで完成したパズルを寸法図どおりの長方形に収まる並べ方をした。 ゆっくりやって所要時間2時間だった。
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使った塗料。 奥左からワインレッド色のステイン、油性ニス(つや消しクリヤー)、うすめ液そして手前は22mmのラック刷毛で、油性ニス、うすめ液、ラック刷毛はベッド横の収納ボックス塗装と共通使用です。 (何れもmini-Shopで扱っています。)
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ステインは薄めずに原液のまま2回塗りと濃い目にしました。 ステインの色の名称はワインレッドとなっていますが実際の色は赤そのものです。
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ステイン着色後4時間寝かせた後#240のペーパーで表面のざらつきを軽く取ってご覧のように仮釘を打ち込みました。 ニスは薄め液を5-10%加え伸びがよく塗りむらが出ないようにしています。
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両面をニスで塗りご覧のように洗濯バサミで仮釘をくわえて乾燥中です。 6時間後に#240のペーパーで表面のざらつきを取り2回目を塗ります。 これで艶が押さえられたしっとりした感じに仕上がります。
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思いつきでラッキーパズルのケースを作り始めました。 まずパズルがぴったり収まる内枠を幅13mm、厚さ5.5mmのシナ合板で作りました。
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次に外枠対抗面一対に幅7mm、厚さ5.5mmのシナ合板を貼り付けます。
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同様に残りの対向面に外枠を貼り付けています。
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蓋の枠となる外枠を貼り合せ(手前)、同時に底板(4mmシナ合板)を貼り付けました。(向こう側)
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最後の作業で蓋を貼り付けています。
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ケースが完成しましたので、シャープなパズルの角を傷つけることなく長期間遊べるでしょう。
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今回のテーマは自作するしか入手方法がないテーマかもしれないが、少ない作業量ながら精密手引きノコ切断の練習にはもってこいだ。 端材をうまく利用することが出来るし厚くて大きな板を必要としないから、仮に失敗してもたかが知れている。
短時間で完成してそのあと遊ぶ楽しさは抜群と言える。 私にはまだ孫がいないのだが、将来授かったらおじいちゃん自作のおもちゃとして是非とも一緒に遊びたいと夢見ている。
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----- 完 -----
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