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入手したサマリウムコバルトマグネットのクローズアップ。 実際の大きさは直径5mm、長さ5mmの小さなマグネットですが、3,500ガウスの磁力があります。
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センサー本体は8φのラミン棒にマグネットを埋め込み、反対側は重量バランスを取るウエイトを埋め込み、中程を糸で縛っただけの簡単なものです。
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マグネットを埋め込んだ検出部先端のクローズアップ。
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反対側の重量バランスを取る部分のクローズアップ。
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そして糸を縛りつけた回転軸となる部分のクローズアップです。
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センサー本体の糸の両端をぴんと張って(正にトートバンドです。)感度試験の準備完了。
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実験装置全体はこんな感じでピンと張った糸はセロファンテープで固定しています。 センサーが入っている隙間は約14mmです。
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実験開始。 真上から見た所ですが、センサーは糸の捩れの力でこんな位置に静止しています。
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マグネット先端から約50mmの所に3.8φ75mmのネジを置きました。 僅かにセンサーがネジの方向に回転し止まっているのが判ります。 実用にはならないとはいえ、かなりの高感度です。
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そのネジを30mmの距離まで近づけました。 センサーは完全にネジの方向に向いています。
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そのままネジを上にずらすとセンサーもその方向に回転し静止しています。
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動画にて以上の様子をお見せします。
こちらはセンサー先端から約50mm離れた線上を上から
ネジを移動していったときの様子で、センサーはネジの
方を完全には向かないものの、検出はしています。
こちらはセンサー先端から約30mm離れた線上を上から
ネジを移動していったときの様子で、最後に指からネジ
を離すとネジはセンサーのほうに向いてしまいます。
動画を見るにはQuick Timeが必要ですので、お持ちで
ない方はこちらからダウンロードしてインストールしてくだ
さい。
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反対に下の方へずらしても追従してきます。
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35mmの長さで切断した丸棒両端に5φの穴をあけます。 片方は深さ2mm、もう一方は7mmとします。
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綿糸をこのように丸棒にくくりつけ縛ります。 糸は長さ10-15cm位で切断しておきます。
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同様にもう1本糸をくくりつけて縛ります。
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2本の糸を丸棒の深さ2mmの穴側から16mmの位置に寄せてピンと貼り、瞬間接着剤で糸を固定します。
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3mmのドリルを巻き軸として3mmのドリルに、1mm径の糸半田か非磁性体の針金を14回巻きつけて切断し抜き取ります。
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糸半田を巻いたもの(右)は7mm深さの穴に、マグネット(左)は2mmの深さの穴に差し込みます。
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こうして糸をつかみピンと張るとマグネット側が軽すぎてこんな感じになりますが、反対側の糸半田をニッパーで少しずつ切り取りながらバランスの確認をします。
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こんな風になればOKで私の作った物は3巻き近く切り落としました。 その後マグネットとこの錘は瞬間接着剤で固定し、センサー部は完成です。
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センサーのケースを作る部材寸法図です。 板厚は3mmです。 35 x 32mmの板にはキリで指定の位置に穴をあけます。
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3mm厚の板から切り出した部材です。 カラー合板を使いましたが特に意味があるわけではありません。
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ストッパー(小さな板)はこの位置に木工ボンドで貼り付けます。
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その後に箱全体を木工ボンドで組み立てます。
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穴の内側から糸を通してセンサーが中央にくるよう調節しながら、糸をピンと張ってセロファンテープで固定します。
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1mm厚のプラスチック板(塩ビ、PET、アクリルなど何でも良い。)をこの字型に折り曲げて蓋にします。
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プラスチックの蓋を被せてマグネットの先端が当たらないよう確認したうえで、瞬間接着剤で蓋とセンサー本体の箱を接着
し、完成です。 カバーには隙間が出来ますので後でシリコーンやエポキシパテ等で隙間を埋めてしまった方が良いです。
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センサー先端から25mmの位置でネジを上から移動した様子です。 無論完全に反応しています。
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センサーから30mmの位置で同様にネジを上から移動しました。 こちらも完全に反応しています。
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動画にての様子はこちらです。
(75mmのネジを30mm離れた位置
から上下に動かしながら徐々に、
10mmまでセンサーに接近したとき
のセンサーの反応が見られます。 |
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左は検証実験のときと同様50mmの位置で釘に反応を示し若干振れています。 右は完全に釘を遠ざけた時の様子で、無反応です。
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