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フロントパネルの加工スタート。 メイン基板の3個のVRシャフト先端をフロントパネルに当ててその上に定規をこのように置き、定規とパネルを指で挟んで引き抜きケガキ針で線を引きます。 この3mm下が上の段の中心線です。
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黄色矢印が左の作業で最初に引いた線でその下の平行線が中心線になります。 これを基準に全ての線を引いてしまいます。
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穴の中心にセンターポンチで軽いマーキングをしてから1φのドリルで穴を開けました。 この後右上のLEDの穴は2φで、ツマミが通る穴とマイクジャックの穴は3.0φ、4.5φ、7.0φと広げました。 またトグルスイッチの穴は3φ2個ずつをあけます。
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それらの穴があけ終わった状態です。 ここから丸棒ヤスリで穴を広げて行きます。 ツマミの通る穴は13φ、マイクジャックは12φ、トグルスイッチは4φの丸穴がくっついた状態にしてから、小さな角ヤスリで小判型に成型します。
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穴があけ終わってから表面の保護コーティングを#240ヤスリで削り落としました。 罫書き線がうっすらと見えますが後ほどこの上に紙を貼りますので問題ありません。
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そのフロントパネルをケースに収めるとこんな具合です。 この前板や背面板はいずれも1.5mm厚の平板ですから加工は大変容易です。
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フロントパネルのツマミ穴だけは隙間が均等で擦れることの無いよう若干のトリミングをしてから、マイク基板の収まり具合を確かめてみました。 ご覧のようにツマミの固定ネジは全く見えません。
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とここまできて、電源基板の収まりも確認したのですが、ある問題を思い出しました。 左のレイアウトがこれまで考えて
きたものですが、実はトランスの漏洩磁束は赤矢印方向に最大になると言われており、これによる誘導ハムの心配が
あります。 バラック配線でのテスト運転時には誘導ハムはOKでしたが電源基板がもっと離れていました。
右は電源基板を90度回転させた場合ですが、この場合は矢印の先がアンプの最も高感度な部分から離れより良くなる
筈なので、左で駄目であった時の解決策として考えても良いのですが、それらの判断には後程確認の実験を行う必要
があります。
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誘導ハムの確認実験を行う前にフロントパネルの加工は済ませるべく、サブパネルの加工に入りました。 サブパネルは厚さ1.0mmのアルミで大きさは20 x 122.5mmで、マイクジャック固定穴2個、トグルスイッチ固定穴2個と2φのサブパネル固定ネジ穴10個をあけます。
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マイクジャック2個とトグルスイッチ2個を取り付けた状態です。 ここに見える取り付け用の六角ナットはフロントパネルに隠れて見えなくなります。
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サブパネルはこのようにフロントパネルに落とし込まれます。 |
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そしてそれを前側から見るとこんな塩梅です。 マイクジャックの周りの樹脂部分が穴に嵌まり込むので、マイクジャックは絶縁されて固定ということになります。
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サブパネルを固定する工程です。 先ずサブパネルと同じ大きさの4mm厚MDFを10本の2φ皿ネジでこのように固定します。 皿ネジの頭は飛び出ないよう削ってやります。 それをひっくり返すと下のような写真となります。
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アルミも切断できる糸鋸で線に沿って切り込みを入れてゆきます。 アルミ板を傷つけないよう更に切り進み、ネジのある部分とそうでない部分を切り離します。
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切り離しが完了しました。 この後赤矢印先にエポキシ接着剤を塗ってフロントパネル裏に貼り付けます。
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接着時の位置関係はこうなりますが、これでサブパネルはフロントパネルから正確に4mm離れることになります。
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90分硬化開始型エポキシ(最も接着強度が高くて確実)で接着しクランプで圧着保持しています。 このまま一晩放置し完全に硬化させます。
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完全硬化後に10本のネジを緩めてサブパネルを外しました。 スペーサーがフロントパネル裏に残ります。 これで完成後にばらすことが可能になります。
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フロントパネルに貼り付ける紙(薄手のマット紙)に文字を印刷し切り抜きフロントパネルに両面粘着テープで貼り付けました。
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刃先の細いカッターナイフで穴の部分を慎重に切り抜き完成ですがその後アクリルスプレー透明クリヤー、つや消しクリヤーで塗装し、表面を保護しました。
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再度組み上げました。 これがフロントのルックスとしては完成の状態になります。 自画自賛ながらうまくまとまったと思います。 表面が紙に限定されるものの、文字の書体の自由度がインスタントレタリングの使用より格段に上がりますので、お気に入りの方法になっています。
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真上から見たカラオケ用マイクアンプ。 後から追加したヘッドフォーン用アンプ(右上)も内部では兎も角、外観的には後からの追加だと判らないよううまく収まっています。 電源ブロックは左下のRCAピンジャックのためのスペースを確保して横方向の位置決めをしています。 左上に、3mm厚板に固定しパネルに貼り付けたLEDも見えます。
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背面の右上に寄せられたRCAピンジャックの位置が良くわかります。取り付け面積を小さくするためピンの間隔を15mmと小さくしています。 全ては漏洩磁束が最も大きいと見られる左奥のトランスから距離を置くためです。 その左奥のトランス手前の電解コンデンサーの高さはケースの高さにかなり近づいています。
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フロントパネルのすぐ下にサブパネルとそれを固定する4mm厚MDFが見えます。 実装密度はかなり高いですが、妙な干渉もなくうまく収まりました。
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マイクジャックの金属部分の周りの樹脂部分は前後2mmだけ前方が細くなっています。 従って1.5mm厚のフロントパネルですと矢印先は0.5mm出っ張るので、プラグを挿入した時にプラグはパネルに当たらず好都合です。
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完成後の背面パネルはこんな具合で、入出力のピンジャックと電源ケーブルの引き出しがあるだけのシンプルさです。
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背面パネルはアルミ板そのものなので、大文字が無くなってしまったインスタントレタリングの小文字だけで文字入れしています。 in、out、はInput、Output、だと判るのですが、l、r、はLeftとRightだということが直感的に判り難いです。
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ブランドの新たな電子機器がまた完成しました。 これとノートブックPC、パワーアンプ、スピーカー、またはパワーアンプ内蔵スピーカーがあれば、どこでもカラオケを楽しめます。 またヘッドフォーンを使えば周りに迷惑を掛けずに中身の濃いカラオケの練習がで可能です。 その後の調査で月額\1,080.-のインターネットカラオケで、童謡・唱歌・抒情歌等の合計が200曲以上もあることが判りました。 これなら今年のクリスマスには3人の孫を含む合計10人の家族全員でカラオケを楽しめそうです。
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