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コイルの巻き枠にはフィルムの容器を使いました。 これはポリエチレンで出来ているためエポキシ接着剤が付いてしまうことなく、緩いテーパーが付いているので外す時も好都合です。
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0.5mmのエナメル線(またはポリウレタン線)の端を椅子に固定してピンと張り10回巻きします。 そしてセロファンテープ(今はウレタンテープかもしれないが?)で巻き始めと巻き終りの部分に貼って(矢印部分)バラけ防止とします。
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赤矢印範囲がセロファンテープを貼った部分ですが、それ以外の部分にエポキシ接着剤(30分硬化開始型)を楊枝で塗りつけます。
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エポキシ接着剤を塗った後です。 一番下の線はちょっとバラケ気味で隣と離れていますが?
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エポキシ接着剤を混合後20分以上経つと化学反応で粘度がどんどん上がってきますので、頃合を見計らってバラケ気味の線を楊枝の先で揃えてやります。
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そうするとこのように巻線どおしの隙間が全くない状態で接着剤は固まります。(約2時間放置します。)
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次にバラケ防止のテープを剥がし線の端をこのように巻いて折り曲げ、矢印部分にセロファンテープを貼り固定します。
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反対側の線の端も同様に処理しますが、曲げた位置が容器の丁度反対側に来るよう調節しておきます。 そしてこれらの線の上にエポキシ接着剤を塗って固定します。(2時間放置。)
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テープを剥がしてから巻枠からコイルを外しますが、フィルム容器の底方向に向かって爪をコイルに引っ掛けて押してやります。 最初はかなり力がいりますが、押す場所を少しずつ移動しながら徐々に外して行きます。 (この時接着したコイルがばらばらになる心配は先ずありません。)
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フィルム容器から外した状態でエポキシ接着剤がはみ出たまま付いています。 これをカッターナイフで削り取ってやります。
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コイルを横から見てこんな具合になるよう線を曲げて調節します。 この調節はスムーズに回すために大変重要です。
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それを90度回転するとこんな感じです。 エナメル線の端同士を結んだ線(黄色の点線)はコイルの円の中心を通るよう調節します。
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エナメル線の被覆はがしの方法です。 コイルの中心が上下を向くようにして端の被覆をカッターナイフで20mm程度削ります。更にコイルを少し捻って(回転させて)削る角度が90-120度になるようにします。 それが済んだら水平方向に180度回転させて反対側も同様に剥がします。
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モーターの軸受けには0.5-1.0mmの錫メッキ銅線を使いました。 その片端の先端を折り曲げて単三電池の電極に当ててセロファンテープで固定します。 電池の反対側も別な導線を同様に固定します。(この部分にクリップを引き伸ばして使うのでクリップモーターと呼ぶようですが、銅線のほうが指で簡単に曲がるのと、伝導性が高いので使っています。)
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それぞれの線の上端はこのように曲げてやりますが、矢印の先の谷部分にモーターの回転軸が乗っかります。
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その電池の上にフェライト磁石を貼り付けます。 また電池が回転しないように工夫しましょう。 ここでは小型のクランプを使っていますが、他にも色々方法があります。
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そしてコイルを載せてやると回転し始めます。 コイルを載せてもうまく回らないときにはコイルの左右を逆に載せたり、コイルの端を削った部分が下向きになるように載せてみてください。 先週お見せした状態ではフェライト磁石を3枚重ねとしていましたが、1枚でも全く問題なく良く回ります。(上の画像をクリックすると動画にて回転する様子をご覧いただけます。)
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