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上置きを製作する前の食器戸棚全景。 食器戸棚の上が雑然としていますが、これもよくある光景かもしれません。 ケータイ電話のカメラで撮影した写真とのことですので写りがよくないことをご了解ください。
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上置き完成後の全景。 全く同じ色合いとは行きませんが、ここまで色味を近しく出せたら大成功だと私は思います。 既存食器戸棚の上端部分とその上の上置き辺りを良く見れば、色・濃度合わせが上手くいっていることが判ります。
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使用材料はシナ合板ですが、扉だけは集成材を使ったとのことです。 比較的濃い色ですからシナの木目との違いはあまり気にならないというか扉面と既存部分の木目はむしろ合いやすいかもしれません。
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上置きの内部の棚はニッケルダボで受けていますが、棚がずれないよう10mmのストレートビットで棚に溝を彫って落とし込んであるとのことです。
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出口さんは今回の製作で間違って穴をあけてしまいそれを修復するのに工夫を凝らしています。
説明を聞いただけでも上手く行きそうなことが理解できますので、その作業法を以下の写真でご覧下さい。
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二つの穴が見えますが、右側が間違って開けてしまった穴です。 ニッケルダボの雌を打ち込む穴ですので、8.5φの大きさです。
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エポキシパテを使って穴を埋めましたが、表面より若干浅めに埋め込んでいます。
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木口テープを裏紙が付いたまま丸く切断し、パテの上に載せて木口テープが若干上に飛び出るようにパテの量を調整します。
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その後裏紙を剥がして貼りパテが硬化するまで1日寝かせました。 右側が木口テープで塞いだ穴で若干出っ張っているのが判りこれがミソです。
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サンドペーパーを使って若干飛び出ている木口テープを削って平らにしました。 薄っすらと円が見える程度になっています。
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木口テープですから着色、ニス塗り何れももOKで、その上から塗装しています。 クローズアップ写真だから判るようなものの、実際には修復した場所を言われない限り気がつかないでしょう。
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