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読者の作品 015
 
2004/09/24

今年の初めにトールペイントで仕上た結婚式披露宴の案内板を製作依頼されたことがあったが、そのトールペイント部分を受け持った友人宅を始めて訪問して吃驚! なんとご夫婦で日曜大工を楽しんでおられたのだ。 我が家では家内がそれこそ色々協力してくれているものの作るということに関しては苦手とあって共同製作とは言いがたいだけに、ちょっぴりうらやましかった思いもありながらご紹介したいと思う。

断っておくが私が結婚式披露宴の案内板を製作したときはたまたまご主人が長期出張で不在だったために私が引き受けることになったまでで、実際にはご主人がいとも簡単に製作できていたはずだ。

こんなご家庭は私が理想としている(夫婦で協力しながらD.I.Y.を楽しんでいるという意味で)好例なのでご紹介したい。

台所に作られたカウンターを兼ねた収納家具。 ご主人が製作され奥様がトールペイントで仕上た共同作品だ。

扉の開き具合を制限するステーを追加し、扉中央部分は嵌め込み式とし絵柄を変えられるようになっている懲りようだ。

3つのスライドレールを使った引き出し付きの隙間家具。 トールペイントは台所のトータルカラーコーディネートが配慮されている。

土地の形を考えて設計された見事な不整形のウッドデッキ。 2 x 4、2 x 6とラティスの組み合わせだ。 難しい水平度も良く出ている。

こちらはミニテーブルで無論共同作品。 構造はシンプルだが、トールペイントで実にかわいらしく出来上がっている。

FAX電話の置き台としている引出し3個付きのミニボックス。 引出しのレールの構造は、私が古新聞ストッカー付き電話台で紹介しているのと同じ構造。

ご主人が作られた大きなステンドグラスのテーブルランプ。 素晴らしい配色とデザインだ。

私が製作担当した披露宴の案内板。 奥様によるトールペイントと結婚されたお二人が文字部分を書き入れた4人合作のもの。

こちらのお宅には私と同様場所ふさぎの木工機械などは無論工作室のない。 ごくありふれた道具で気負うことなく生活する場を自ら作り・改善してゆく。 それもご夫婦で! VIC's D.I.Y. 一押し二押しのライフスタイルである。