2003/10/24
TQWT製作記事を掲載する中でその設計方法について触れていますが、それをもとに最
初に作品をお寄せいただいたのがこちらで紹介するTOMO様が作られたものです。
左の写真を見ると判るように折り曲げ無しのストレートタイプで、OSBを使ったため極めて低
い製作コストでありながら、OSB表面の独特の質感を生かした見事なインテリアデザインに
なっています。
設計図はこちらですが、共鳴させる周波数は60Hz前後であり使用された5cm全域型
ユニットの詳細なスペックは不明ですが、私の勝手な想像ではユニットの低域共振周波
数よりかなり低めのチューニングと思われます。
しかしFostexのFE87(低域共振周波数は140Hz)を使った例で50Hzにチューニングし
て結果が良かったとの報告もありますのであながち無茶な設定ではないと思います。
TQWTの場合にはユニットの低域共振周波数に合わせたりリンクさせたりする必要がな
いので、実際に再生音を聞いて結果がOKであれば何ら問題はなく、これもTQWTのもつ
アマチュアが取り組んで面白い特異性と思います。
尚作者のTOMO様のサイトへはこちらから行けます。
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