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取り付ける部品は6点と大変シンプルな構成です。 左上の2本のワイヤーの先には赤・黒のミノムシクリップが取り付けられてテスターのテスト棒に接続、右のワイヤーは電池(006P)のクリップに繋がります。
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裏面の様子。部品と部品を繋ぐ線は0.4mmの物を使っています。 上に掲載した基板裏面をご覧になった方が理解しやすいでしょう。
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完成した温度計をテスト中。 ここでは電圧計に25年以上使ったローコストのデジタルテスターを繋いでいます。 1.790Vの表示ですが、17.90℃とボルト単位の表示電圧を10倍して読み取ります。
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3種類のDMM/テスターを同時に繋いでいます。 一番信頼性が高いはずの右のDMMが17.16℃、左上の25年以上使った安いデジタルテスター(実売\4,000台)は17.19℃、そして約20年使ったアナログテスター(左下の拡大写真参照)が16.8℃との表示です。 どれが正確か?ということよりも最大で0.23℃の差でしかなく、温度センサーLM35DZの±1℃ at 25℃の測定誤差よりも小さいですから、何れも使い物になる範疇です。
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2011/03/07 AM
解説記事をまとめようとしていましたら、何と雪が降り出しました。 ということは屋外の温度はかなり下がっていますから、0℃より少し上の温度測定をするにはもってこい!とばかりに、試作した温度計を試すことにしました。 まず屋内で比較用の市販温度計と並べて表示温度にどのような差があるかを確認しました。(上の写真)
そしてそれらを窓にすぐ外に設置し、試作した温度計の読み取り用テスターは屋内に設置しました。 窓の外には雪がちらついています。(右の写真)
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気温が時間と共に下がってゆきますが、最も温度表示が下がったタイミングで撮影したものをお見せしています。
試作した温度計の読みは、0.298Vですから10倍してやると2.98℃、左の市販品の温度計は2.9℃の表示です。
この温度以下の測定がどこまで出来るのかは不明ですが、私が言っている『測定下限の+数℃』というのはこの程度であるとご理解いただければと思います。
これは余談ですが、試作した温度計は温度変化の反応に2〜3分掛かるように思います。 短時間に変化する温度には追従できないことが確認できたわけです。 しかし比較した市販品の温度計の反応速度はそれよりも遅く4倍以上掛かっています。 そんなに遅くても支障がなかったわけで、我々が普通に温度計を使用する目的においてはLM35DZは充分な反応速度を有しているように感じました。
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