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45度切断ジグ
   
2003/10/31

 構想
 昨年額縁を製作する際45度に切断するジグの必要性にかられました。
 お金と置く場所があればスライド丸ノコ盤があれば簡単に角度切りが出来るのですが、無論そのような大
 きな機械を置く場所はありませんしお金もありません。

 また市販の45度切断ジグは\1,000前後で購入できますが、金属製やプラスチック製の物は刃を痛めやす
 いので、比較的高価な8寸目とか胴付きノコギリで切断したくありません。 殆どのジグは切断時に材料を手で押さえなければならないのも、切断精度が悪くなる原因となりますので面白くありません。 そこで手元の端材を使って自作しました。

これから紹介するのは第一次試作とも言えるもので一過性の使用だろうと考えていたのですが、なかなかどうして私の重要な道具になってしまいましたので改めてご紹介いたします。


設計と製作

 設計と言うほどもない簡単な構造ですが、 材料は端材の18mm厚合板、M8
 鬼目ナット4個、40mm30mmM8蝶ボルト4本です。 

 工夫した所といえば、材料をがっちりと押さえられるよう、M8の蝶ネジ2本で固定
 できるようにした所でしょうか。 蝶ネジを使いましたので工具無しに締めたり緩め
 たり出来ます。 

 また切断部も蝶ネジで外せるようにしました。 これは長い間使っていると切り込み
 ガイドの周囲をノコギリで削ってしまう為角度の精度が悪くなる為、この部分だけを
 交換することにより元通りに出来るためです。 

 また切り込みガイドの角度の違う物を用意しておけば、簡単に付け替えて異なった
 角度切りをすることも可能です。

構造は至極簡単で製作時間はそれほど掛かりませんが、45度切断ガイドの切り込みは慎重且つ丁寧にする必要があります。 この切り込みの角度が狂ってしまっては何のためのガイドか判らなくなってしまうためです。 角度45度の線を正確に描く方法は曲尺を使って実現できます。(その方法はこちらから。)

さて製作法を述べるまでもないと思いますので、以下の写真で構造、使い方をご理解ください。

これが切断ブロックで手前に突き出た部分が、材料固定ブロックに蝶ネジで固定されます。

後ろから見た切断ブロック。 H型の中の横板は2枚重ね構造です。 45度切断溝は2組切られています。

こちらは材料固定ブロックで断面は単純なH型。 ここに見える蝶ネジで材料を固定します。

ジグの組立て。 切断ブロックの突き出た部分を材料固定ブロックの下に挿し込みます。

切断ブロックを材料固定ブロックに完全に挿し込み終わった所です。

次に全体をひっくり返して裏からM8 30mmの蝶ネジ2本でしっかり固定します。

使用開始。 まず材料(白い部分)をスペーサー(茶色の棒)をかませながら蝶ネジ2本を締めて固定します。

スペーサーをかませて締め付けたところのクローズアップです。

固定する際材料の切断位置のマーク(中央の黒く短い線)をこのように合わせます。

ガイド溝にゼットソー8寸目を落とし込みガイド溝に沿わせながら前後に切れば良いわけです。



このジグで既に500回以上切断したでしょうか? さすがにガイド溝はかなり痛んできましたが、まだその為に切断精度が落ちたようには思えません。 

45度切断が最も頻度が高いですが、90度切断(直角切り)67.6度切断(正八角形の枠切断用)60度切断(正六角形の枠切断用)54度切断(正五角形の枠切断用)にも簡単に設定できる物を更に工夫しようかと考えています。

----- 完 ----- 


 
  
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