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読者の作品 041
 
2007/11/04

神奈川県横浜市にお住まいのグレさんの作品を紹介いたします。
低廉なワンバイフォー材を使ったナイトテーブルですが、きちんとニスで仕上げてあります。 以下グレさんのコメントと写真及び設計図面をご覧下さい。


  (図をクリックすると実物大の図面がご覧いただけます。)
私は去年、新築を建てて4月に引っ越しましたが廃材を何とか使って自分で作品が出来ないかと考え、最初に出来たのは家の形したポストでした。 それがきっかけでもっともっと木を使ったDIYにはまりました。

最近完成したのがベッド横のナイトテーブルです。 VICさんのいろいろな情報を参考に作りました。 油性ニス(もちろんVICさんのおすすめの和信)の塗り方と電動トリマでうまく加工できたことは今回の作品の一番の成果です。 

シンプルなテーブルですが失敗が重なり、4回の週末を使ってようやく出来ました。 初期の失敗としては足の部分とテーブル部分に1X4材ではなく、2X4を使ってしまったことです。  全体的にかなり重く形のバランスも悪くなりました。  あとは木ダボを使ったときにダボピンを使わなかった為に穴の位置がずれて、うまくはまりませんでした。



Vicのひとこと

ワンバイフォー材の板厚は19mmありますので、これを元に製作するとかなり頑丈なものが出来上がります。 そして材料が安いことも大変魅力ですが、節が目立ちやすいのでどちらかというとカントリー風の仕上げに適しています。

そういった方面の作品としての好例でしょう。 但し送っていただいた図面は正直申し上げてまだまだ改善の余地があります。 一番大きいのは寸法をcm単位で記載していること(板厚が19mmではなく2cmになっている。)、縮尺の精度が良くない(マス目が正方形になっていないし、図の上での寸法がバラバラ。)

この程度の作品ですと大過ないと言えますが複雑さを増してくると設計図を描くことによる矛盾点の発見、工作精度の向上などの点で苦しくなりますので、基本的な図の描き方は会得されていますので、改善することをお奨めします。 特に1mm以下の微妙な加工が可能な電動トリマーを使われているのであれば尚更です。