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間違ってあけた穴を埋める
2007/06/22

以下にご紹介する方法は三重県にお住まいの出口様から寄せられたものです。
日曜大工において間違って穴をあけてしまうことは時に発生します。 そしてその修復方法には幾つかありますが、かなり応用範囲が広いので紹介致します。

そのメリットとしては、

  1.木口テープが表面になるためその上に着色、ニス塗りしたときに周りとの違いが殆どなくなり目立たない。
  2.埋める穴は不整形でも可能。(穴の形に合わせて木口テープを切断すればよい。

といった点にあります。  間違って穴をあける!なんてやらないに越したことはありませんが、やってしまった場合には是非ともこの方法をお試しください。

以下の写真は出口様の提供ですが、説明は出口様のコメントに私が補足しています。 ご紹介いただいた出口様には厚くお礼申し上げます。


二つの穴が見えますが、右側が間違って開けてしまった穴です。 ニッケルダボの雌を打ち込む穴ですので、8.5φの大きさです。

エポキシパテを使って穴を埋めましたが、表面より若干浅めに埋め込んでいます。

木口テープを裏紙が付いたまま丸く切断し、パテの上に載せて木口テープが若干上に飛び出るようにパテの量を調整します。

その後裏紙を剥がして貼りパテが硬化するまで1日寝かせました。 右側が木口テープで塞いだ穴で若干出っ張っているのが判りこれがミソです。

サンドペーパーを使って若干飛び出ている木口テープを削って平らにしました。 薄っすらと円が見える程度になっています。

木口テープですから着色、ニス塗り何れももOKで、その上から塗装しています。 クローズアップ写真だから判るようなものの、実際には修復した場所を言われない限り気がつかないでしょう。



Vicの補足

間違って開けた穴の修復方法としては二つの理由でベストに近い方法だと思います。

その理由の1.は木口テープを使ったことです。 木口テープが修復後の表面になれば、ステインでの着色やニス塗りが可能で、単にパテで埋めて塗装したのとは全く異なる仕上がりになります。  同じようなことをカンナで厚めに板を削ってそれを使ってやる方法をある大工さんがやっているのを見かけたことがありますが、カンナで削るとそりが出やすく使いにくく木口テープを使う方がアマチュアにとって遥かに要領の良い方法です。

理由の2.はエポキシパテを使ったことです。
普通のパテは目ヤセが大きくてこのような穴を埋めると乾燥後には大幅に凹んでしまい深さの調節が出来ません。  それに対しエポキシパテは殆ど収縮しませんから埋める深さのコントロールが容易です。 また硬化速度が遅いので深さを調節するための時間が十分取れますので落ち着いて作業できますし、パテそのものが木口テープに沁み込むようなことがないので、着色やニス塗りにも影響しません。


但し木口テープの厚みは0.45mmしかありません。 従って飛び出る量が0.45mm以内でないと後で研磨した時に木口テープは削れてなくなってしまいますので、その点は十分慎重に作業しないとなりません。



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