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パテで穴埋めをするコツ
 
2006/07/14  以前D.I.Y.雑談に含まれていたものを再編集しました。

ネジを使って締結した場合にはネジの頭が外観上大変面白くないことになってしまうので、見えない裏からネジ止めするなどかなり工夫を要するのだが、表面の仕上げをペイントで塗りつぶす場合には予めネジの頭が沈むように締めてからその窪みをパテで埋めてしまってから塗装すれば、見違えるような仕上げにすることが可能である。 パテの使用は決して難しくはないのだが、ちょっとしたコツを掴んでしまうと作業性がかなり良くなるのでここではそれをご紹介しようと思う。 

先ず使うパテだがホームセンターに行くと結構様々なパテがあり選択に迷うかもしれない。 そして実際に使ってみると結構差があるものであるメーカーの水性のパテは乾燥したときの収縮量が多いことと塗料の載りが良くないことを10年後に発見した。 幾つかのパテ遍歴を経て現在ではコニシボンドのウッドパテに落ち着いている。 これは油性のパテで2種類の色があるが、塗りつぶしてしまうのであれば何色でも構わない。 乾燥したときの収縮が比較的少なくひび割れの出方も少ない。 塗料の載りも大変よく現在の所塗料剥がれの問題も出ていない。(一番古いものは使用後12年経っている。)

 2mm以下の浅い傷や凹みはヘラで摺り込めば一度で埋まるが、それ以上に深く
 なってくると、一度で埋めるのは困難になってくる。 1回辺りの乾燥時間は12時間
 ほど放置しないとならないので、複数回塗りこむとかなりの時間が必要になってし
 まう。 そのような場合にはウッドエポキシを使うことを考えた方がよいかもしれな
 い。 エポキシタイプに良くある2液混合が面倒なことや完全硬化してしまうとヤス
 リで削るのも困難!など作業上の注意もあるが、収縮が殆どないので1回で完全
 に穴を埋めることが可能だ。

 さてパテのすり込み方が問題で左に図示したが、ヘラでパテを平らにすり込むの
 に結構癖があることに気づくだろう。 穴の中のパテが凹んでしまう場合と逆に盛
 り上がってしまう場合がありそう簡単に平らになってくれないのである。
 私も暫しの間悩んだがその原因をつきとめた。 パテをすり込むときのヘラと材料
 がなす角度が問題なのだ。 

 理屈が判ってしまえばなあんだという事になり面白くもなんともないのだが、原因
 は次の通りである。

 ヘラを立てたときにはヘラを移動する方向に穴の中のパテが引っ張られる
 力が働く為穴の中のパテは凹んでしまう。


 ヘラを寝かせた時にはヘラが穴の中にパテを押し込もうとする為、ヘラが通
 った後の穴からパテが出てくるので盛り上がる。


 よってヘラを傾けるには丁度良い角度があり、何度も何度もすり込むのではなく、
 すり込んだ後にほんの少し盛り上がる角度を探してしまう事が肝要。 
 こうすると驚くほど作業は早くなる。 

 ほんの少し盛り上がるように。と言うのは、パテが乾燥すると若干収縮して凹む
 為であるが、元々深い穴を一度で埋めようと言うのは無理であり深い場合には前
 述のようにエポキシタイプを使用したほうが良い。

 パテを重ね塗りする場合には12時間放置した上でペーパーで表面を平らにしてか
 ら行う事。そうしないと穴周辺の平面性がかなり悪くなってくる。 

 また穴の周りにパテが残っているとその部分は塗装したとき大変目立つので、
 穴以外に残っているパテはペーパーで完全に削り取った方が良い。 
 そうしておけば塗装後は埋めた穴が何処にあるのか全く判らなくなる。

 パテによる穴埋めは意外に時間の掛かる作業であるが決してあせった処理をして
 はならない。 丁寧な作業をするかどうかが見栄えに大きく影響してくる。 
 プロではないのだから、時間が掛かる事そのものが損得勘定に影響しないのだ。


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