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目標とする切断面はこうです。 0.5-1.0mmを0mmとすると、とがった先の直線性が良くないので、表面のシナの部分(0.5mm前後)はカットしないようにします。
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ビット位置調整の為試しに削ったサンプル。 薄いシナの部分だけ残っています。
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そうする為には、aとbの交点とトリマー台座の距離が8.5mmになるようビットの出具合を調節します。
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トリマーに45度ビットを取付けて真横からアップした所ですが、何処を測ればよいか左の図を参考にしてみてください。
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カットするときは当て板(ガイド)とカットする材料が面一になるようにし、コロを当て板に常に当てながらトリマーを移動して行きます。
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切削している所ですが、材料とガイドが面一になるよう手で押さえている状況が判ると思います。
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こうして165 x 290mm (4枚分)の板の290mmの木口(木目と直角方向)をカットしました。
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ノコギリで70mm幅ずつに切り落とし4枚の板にしました。 そしてそれぞれの板をひっくり返し、カットした部分が手前に来るよう置いて長辺部分を再度カットします。
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勘違いを避けるためカットした板をお見せします。 この写真の上と右の木口が斜めにカットされていますが、右側は裏側角が削られています。 右上角の見え方に注目ください。
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加工が終了した全材料です。 白く見えるのは2.7mm厚端材利用のカラー合板。
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切削開始側の角は欠けも発生せず綺麗に仕上がっていますが!
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切削終了側の角はこのように欠けが発生する可能性が大です。 この欠けは後述するトリミングで落とします。
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スペーサーに1枚目の板を貼り付けますが、板がスペーサーより1mmはみ出るよう接着します。
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2枚目を貼る時1枚目との窓の縁の距離が85mm + 1〜2mmであることを確認しておきます。 (設計値の85mmより若干長くなる傾向にあります。)
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4枚の板をスペーサーに貼り付け後、裏板を重ねてクランプで締めカンナで周囲の凸凹を削り更に#240ペーパーで研磨しました。 前側の板の45度の繋ぎ目が見えています。
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裏から見たスペーサーと前板4枚で作る窓の様子。 スペーサーの切断がいいかげんで直線性が悪いですが、使用上の問題はありません。
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上面には幅の狭い蝶番を取り付けました。 これがなくても実用になりますが、その時は上の面が若干開いてしまうでしょう。
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全部材を並べ使用開始。 写真を入れて位置調整したら、押さえ板(これは窓を抜いたときの残りの板です。)を入れて、裏板を閉めます。
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そしてホルダーに挟むだけ。 極めて簡単で確実な方法です。 好みにより押さえ板の替りに2mm厚のガラス板かアクリル版を使う手もあります。
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この写真立ての最大の見せ所となる45度カットした前面窓のアップ。 塗装すると更に際立ってくるはずです。
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#400の目の細かなペーパーで磨き上げて完成。 木地のままがよければワックスを掛けると汚れに強くなります。
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こちらは半艶の透明ニスを1回だけ塗りました。 艶は殆どありませんが色が変化して違ったイメージになります。
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