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プレカットされた材料。 左のL字型柱となる幅の狭い4枚をそれぞれ縦割りします。
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電動ジグソーで縦割り中の板。 前回紹介した工作台上で加工していますが、スリットがあるため大変作業がしやすいです。
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縦割りが終了した柱の材料8枚。 切断時の曲がりなどはカンナ、木工ヤスリで修正します。
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幅狭の板の上に幅広の板を木工ボンドと釘を使い接合します。 写真では隠し釘を使っていますが、普通の釘で結構。 |
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台座を貼り合せる為に木工ボンドを塗りました。 出来るだけ薄く延ばしましょう。
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2枚の台座を重ねてクランプで4隅を締め上げますが、クランプの凹み傷がつかないよう木切れを挟んでやります。 こうして2時間以上寝かせたら切断に進みます。
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天板は角から59mmの点を、座板は角から88mmの点の隣どおしを結ぶと正八角形となります。 (正確には、(正方形の1辺)÷3.41が、正方形の角から正八角形の角となる距離です。)
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切断・予備接合が終了した6つの部材です。 この後に塗装となりますので十分な仕上げをしましょう。 切断部分の成形は木工ヤスリで粗仕上げをし順次細かなヤスリに変えて最後は#240のペーパーで仕上げます。 触ればつるつるした感じになります。
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天板の裏面と座板の表面には塗装しない部分にマスキングテープを貼る為、シャープペンで線引きをします。
詳細図面はこちらです。
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マスキングテープで全て覆った所です。
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マスキングテープを取り去る部分をカッターナイフで切り取ります。 L字状4箇所のマスキングテープが残ります。
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塗装前に塗料(和信ペイント着色油性ニス ローズ 120ml)はペイント薄め液を10%加えます。 L字状の柱から塗装開始。 木口をまず塗ります。
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次に外側となる面を塗装します。 最後に木口です。 裏面は殆ど見えなくなるため2回塗りとするので今回は塗装しません。 (見え易い表面は3回塗りです。)
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4本のL字状柱の塗装が終わりました。
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天板の塗装は始めに木口を手早く塗ります。 どうしても両側に染み込んだりたれたりしますので、もたもたしていると塗り斑の原因になります。
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表面(天板はマスキングテープを貼らなかった側です。)を塗装します。 木口からのにじみ、垂れが斑となって残らなければOK. 逆に木口に塗料が垂れないよう注意します。
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座板も天板と同様な手順で塗装しますが、当然ながら表面はマスキングテープを貼った面です。
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表面の1回目の塗装が終了しました。 この状態で15時間放置します。 塗装開始が夕方でしたので翌日の昼前まで寝かせました。
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塗装と塗装の間は刷毛が固まらないようざっと薄め液で洗った上でサランラップで包み乾燥しないようにします。 正式には多量の薄め液で完全に塗料を落とすべきですが、薄め液がもったいないのでこの方法をとっています。
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塗装面は木材繊維が立ってざらつきますので#400のサンドペーパーで軽く研磨します。 このあときつく絞ったタオルで表面の研磨屑をふき取り30分乾燥します。
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表面の2回目の塗装の前に裏面の1回目の塗装を済ませます。 その後3時間寝かせます。
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表面の2回目の塗装です。 塗装手順は1回目と全く同様ですが、木材に染み込まない分使う塗料はぐっと減ります。 この上に見える1回目の塗装終了後と比較すると色調が濃くなっていることがわかるでしょう。
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このあと10時間寝かせます。 裏面は塗装後3時間でひっくり返しましたので若干痛みの発生する部分も出ますが、普段目に付かない部分ですから大過ないでしょう。 次に裏・表を#400のペーパーで研磨し、裏面の2回目の塗装(3時間寝かせる)、表面の3回目の塗装(10時間寝かせる)で塗装作業は終了します。 それらの作業手順は全く同様ですから省きます。
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6φ木ダボセット。 専用木工きり、穴位置ジグ4個、木ダボがセットになったものです。 他のサイズもあります。
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天板と台座のマスキングテープを剥がし、6φ30mm木ダボ8本を半分に切断し約14mmの木ダボ16本を用意します。
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木工きりの先端から10mmの位置にビニールテープを巻き穴あけ深さの目印とします。
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細心の注意を払いながら穴あけをします。 キリに巻いたテープが板面に触れたら終了。
穴位置は幅方向の中心に、 数は各柱に対し2個です。
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天板の裏側、座板の表側それぞれに計16個の穴あけが完了しました。
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柱の位置を特定する為マーカーで印をつけます。塗りつぶしが座板側、中抜け丸が天板側としました。 また座板と天板では色の順序が反対になります。
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柱が固定されるダボ穴2箇所に位置決めジグを嵌め込みました。
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柱を当てて位置を決めます。 標準はL字型の内側の線に沿わせます。
(こうするとマスキングの幅が10mmで板厚12mmに対し未塗装部分が見えてしまうことが発生しないからです。)
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位置決めジグでついた円錐状の凹みが見えます。 また同色のマーカーで印を付けておきます。
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位置決めの終了した柱4本。 左側2本は座板に接合される側で、右2本は天板に接合される側が見えていることになります。
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専用きりで柱に穴あけをしている所です。 柱に対し垂直な穴あけをするにはこの方法が有利ですが、電動ドリルの重みで穴位置が下にずれやすいので、電動ドリルをしっかり支えます。
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木屑を払いのけてから各穴に少量の木工ボンドを流し込みます。
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各穴に木ダボの切断面から挿し込みます。 そのあと玄翁で軽くたたき穴の底まで届くようにします。
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柱の木口に木工ボンドを塗り各穴に挿し込んでゆきます。 位置を間違えないようご注意。
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同様にして天板に木ダボを接着し柱の状面に接着します。
接合が終わったら天板の上からまた逆さにして座板の裏から力をかけて十分に押し込むと同時に傾いた取り付けとならないよう調整します。 この間の接合作業は手早くします。
その後はみ出たボンドを濡れ雑巾で拭い取り終了です。
4時間寝かせたら接合部分は殆ど完全に硬化します。 右は完成写真です。(写真クリックで拡大します。) |
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